大人気RPG『FINAL FANTASY』シリーズの多言語ローカライズを探る!
2025年4月25日(金)に、ゲーム翻訳の最前線を探るオンラインセミナー「つーほんウェビナー」が開催されます。このウェビナーでは、世界的に有名なRPGシリーズ『FINAL FANTASY』の多言語ローカライズのプロセスや、翻訳にまつわる裏話が紹介される予定です。
主催は、イカロス出版株式会社の季刊『通訳翻訳ジャーナル』編集部。ゲーム翻訳に興味がある方、特に『FINAL FANTASY』シリーズが好きな方には見逃せない内容です。
ウェビナーの内容
今回のウェビナーでは、株式会社スクウェア・エニックスからローカライズチームの方々が登壇し、特に最新作『FINAL FANTASY XVI』の多言語展開について詳しく語ります。『FINAL FANTASY XVI』では、日本語を含む6つの言語の音声や、14の言語のテキストが収録されており、世界中のファンに愛される作品となっています。
翻訳においては、原作の世界観を損なわずに各言語へと変換するためのこだわりやプロセスがあり、そこにはさまざまな技術とノウハウが詰まっています。実際に多言語ローカライズがどのように行われているのか、参加者はスクウェア・エニックスのプロから直接聞くことができる貴重な機会となります。
ウェビナーのモデレーターを務めるのは、ゲーム翻訳者の大江昌道さんで、彼自身も多くの人気ゲームの翻訳を手がけてきた実力者です。また、後半ではゲーム翻訳に興味がある方に向けて、翻訳の基礎知識や初めてゲーム翻訳を目指す方へのアドバイスも提供される予定です。
参加対象者
このウェビナーは、次のような方々におすすめです。
- - 「誌上翻訳コンテストゲーム編」に応募予定の方。
- - ゲーム翻訳の世界に興味がある方。
- - 『FINAL FANTASY』などの大作ゲームのローカライズに関心がある方。
- - ゲームや言語が好きで翻訳の仕事に興味がある方。
- - 現役のゲーム翻訳者も最新の情報を得ることができます。
登壇者とモデレーター
ウェビナーには、以下の登壇者が予定されています。
- - 株式会社スクウェア・エニックス:『FINAL FANTASY XVI』ローカライズチーム
- ローカライズディレクター:Michael-Christopher Koji Fox
- 欧州スペイン語ローカライズディレクター:Manuel Gutierrez
- ドイツ語ローカライズディレクター:須賀一
モデレーターはフリーランスのゲーム翻訳者、大江昌道さんが担当します。彼は2003年からフリーランスとして活動し、多くの人気タイトルに携わってきた経験があります。
「誌上翻訳コンテスト ゲーム編」について
また、ウェビナーでは「誌上翻訳コンテストゲーム編」についても紹介されます。この翻訳コンテストは、毎号発行される『通訳翻訳ジャーナル』で開催され、翻訳に興味がある方なら誰でも応募が可能です。最新号では、架空のSFアクションゲームの翻訳が課題となっています。
開催概要
- - 日時:2025年4月25日(金)18:30 ~ 20:00(Zoom入室開始は18:25)
- - 形式:オンライン配信(Zoomウェビナー)
- - 参加費:実技参加チケット 2,000円(税込)
- - アーカイブ配信:あり(参加者限定、2週間程度)
- - チケット購入方法:Peatixイベントページより申込(申し込み締切は2025年4月24日(木)19:00)
まとめ
このウェビナーは、ゲーム業界のプロから多言語ローカライズについて学べる貴重な機会です。興味がある方は、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。ゲーム翻訳の未来が広がる瞬間に立ち会えるこのチャンスをお見逃しなく!