CEDEC 2025でのC&R Creative Studiosのセッション
国内最大規模のゲーム開発者向けカンファレンス「CEDEC 2025」が、2025年7月22日から24日にかけて開催される。このイベントでは、クリーク・アンド・リバー社(C&R社)が運営するクリエイティブ開発スタジオ「C&R Creative Studios」に所属するクリエイターたちが、様々なセッションで最新技術と知見を共有する。
登壇するセッションの概要
C&R Creative Studiosのクリエイターたちは、CEDECの中でも特に注目されるセッションに登壇する予定だ。以下は主なセッションの概要である。
スポンサーセッション
1.
Havok Clothを使ったクロスシミュレーション設定ワークフローのご紹介
日時:2025年7月23日(水)9:30~10:30
会場:CEDEC内第13会場
このセッションでは、Havok Clothを用いてキャラクターの衣服シミュレーションを実現するための詳細なワークフローを紹介する。Mayaでのセットアップ作業からHavok Clothのセットアップツールの使用法、データエクスポート・インポートの流れまで、テクニカルアーティストが実践的な解説を行う。
2.
次世代を担うテクニカルアーティストに聞く ~パイプラインにおけるMaya活用術~
日時:2025年7月23日(水)16:20~17:20
会場:CEDEC内第13会場
次世代のテクニカルアーティストたちがMayaのパイプラインにおける重要性について深く掘り下げる。このセッションでは、AIの導入や各社の課題解決策、オリジナルツールの紹介など、実際の事例を交えながら、これからのテクニカルアーティストとして必要なスキルに関する議論が行われる。
CEDEC Lightning 2025
さらに、ライトニングトーク形式の
CEDEC Lightning 2025も予定されている。ここでは、短時間で多くの魅力的な発表が行われ、特に注目される演目は以下の通り。
- - TAの”見えづらい価値”を見える化したコミュニティ活動の実践
この発表では、国内外のテクニカルアーティストがつながり、共に学び合えるコミュニティの構築について紹介する。具体的な運営ノウハウや成功の秘訣が語られる。
- - エフェクトメッシュ作成におけるBifrost for Maya活用事例
このLTでは、Bifrost for Mayaを使用したエフェクトメッシュの制作事例が紹介され、初心者向けの学習方法も提案される。
C&R Creative Studiosの参加意義
C&R Creative Studiosは、映像やゲーム、Webなど多岐にわたるクリエイティブプロジェクトに携わる国内最大級のスタジオであり、年間約6,000プロジェクトに関与している。今回のCEDEC2025への参加は、ゲーム業界の最新トレンドや技術を先取りし、クリエイターとしてのスキルを向上させる貴重な機会であることが期待されている。
さらに、C&R Creative Studiosは、2025年7月24日(木)に「Artists Meet Technicals」という交流会を開催予定で、テクニカルアーティスト間の知見や情報交換を促進する場となる。このようなイベントは、業界内のネットワークを強化し、さらなる協力関係を築くための重要な場である。
まとめ
CEDEC 2025は、ゲーム開発者にとって欠かせないカンファレンスであり、C&R Creative Studiosのクリエイターたちの登壇は必見。現在のゲーム開発のトレンドを把握し、各分野の最新技術に触れるまたとない機会である。参加して、ゲーム業界の未来を切り開く知恵を身につけてほしい。詳細は公式サイトで確認できる。