スマホゲームのSteam進出
2025-10-17 11:13:17

スマホゲームがSteamで新たな市場を開拓する動向とは?

スマホゲームのSteam移植事例を徹底解説



最近、スマホゲームがSteamプラットフォームに移植される事例が増加しています。この動きの裏には、Steamという大きな市場の成長があり、ゲーム開発会社は新たなユーザー層の獲得を目指しています。株式会社スパイスマートが独自に実施した調査では、スマホゲームからのSteam移植に関する詳細なデータと動向が公開されました。

調査概要



この調査は2025年8月に行われ、日本のApp StoreとGoogle Playで基本無料アプリとしてスタートした後、Steamでの展開を行った37タイトルを対象にしています。調査では、各ゲームのiOS・Android版の配信時期やSteam版のリリース時期を含む詳細データが分析されており、売上ランキングの推移やユーザー評価も重視されています。

スマホ市場からSteamへの移行の理由



過去5年間で日本のSteamユーザーは急増しており、2025年3月には同時接続者数が4,000万人を超えたとの報告もあります。これにより、多くのゲーム開発者がスマホで成功したタイトルをSteamに展開し、新たなユーザーベースを築くことに魅力を感じています。特に、スマホでの評価が高いタイトルがSteamで新たな人気を得るケースが多く見られます。

注目の移植タイトル



調査結果の中でも特に注目を集めているのは、『ウマ娘 プリティーダービー』です。このタイトルは英語圏で人気を博し、同時接続者数を87,453人に達し、特定の地域でSteamセールスの首位を獲得しています。こうした現象は、スマホではランキング圏外だったタイトルがSteamで逆転する一因となっています。

例えば、『スノウブレイク:禁域降臨』はスマホ版では目立たない位置にいたものの、Steam版では2位に踊りでて、同時接続者数も飛躍的に増加しました。一方、『レスレリアーナのアトリエ』もスマホ版リリースから数か月後にSteamに登場し、同期間のSteamランキングで首位を獲得するなど、高画質グラフィックやPC向けの調整が功を奏しています。

長期運営タイトルと新作の展開



また、長期運営タイトルのSteamへの移行も目立っています。『サマナーズウォー: Sky Arena』は2014年にリリースされたスマホ版から9年後にSteam版が登場し、コラボ企画が功を奏してランキングに入るほどの人気を博しました。新作タイトルも注目されており、『Wizardry Variants Daphne』のように既存のPCシリーズから新たなタイトルをリリースする事例も確認されました。

まとめ



このように、スマホゲームがSteamに移植される事例が増えている背景には、急成長するSteam市場の存在があります。今後も多くのスマホゲームがこの流れに乗ることが予想され、ゲームファンにとっては嬉しいニュースといえそうです。興味のある企業や開発者は、株式会社スパイスマートの『LIVEOPSIS』にて詳しいレポートを入手することができます。興味のある方はぜひお問い合わせください。


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