MSIがCES 2026で新たな自作PC体験を提案
2026年のCESでは、MSIが自作PCの新たな可能性を示す革新的なハードウェアの数々を紹介しました。自作PCファンやプロフェッショナルユーザーへのインスピレーションとなることでしょう。
次世代AMD MAXシリーズマザーボード
MSIは新たにAMDのX870(E)とB850 MAXシリーズを含むマザーボードを発表しました。これらのデバイスには「OC Engine」が統合され、ユーザーは精密な周波数チューニングを容易に行えます。特に、非同期BCLK制御機能によって、ゲームによってはパフォーマンスが最大15%向上することも可能です。システムの管理をOS上からリアルタイムで行える「Direct OC Jumper」や、簡単にオーバークロックできる「BCLK Booster」も搭載。また、64MBのBIOSチップが搭載されているため、今後のAMDプロセッサにも対応できる準備が整っています。
MEG X870E UNIFY-X MAXのパフォーマンス
次に、MEG X870E UNIFY-X MAXは極限のオーバークロックに特化したモデルです。独自のOC Engineに加え、2-DIMMレイアウトでメモリ性能を最大限に引き出すデザイン。外観も魅力的で、洗練されたブラックとシルバーのヒートシンクが特徴です。さらに、9W/mKの高熱伝導率を誇るサーマルパッドと、強力な冷却システムにより、厳しい条件下でも温度管理が完璧に行われます。ユーザーは専用の「Tuning Controller」を用いて、瞬時にOCパラメータを調整できるのもポイントです。
MAG B850 MAXシリーズの多様性
一方で、B850 MAXシリーズは「MAG B850 TOMAHAWK MAX WIFI II」や「MAG B850 GAMING PLUS MAX WIFI」など、バリエーション豊富なモデルを展開。こちらもデザインが改良され、拡張性が高まっています。強固な電源回路とOC Engineを搭載し、安定したパフォーマンスを実現。Wi-Fi 7や5G LANに対応しており、どんな環境でも快適なネットワーク性能を提供します。
4-Rank CUDIMMの革新
特筆すべきは、MSIが世界初の4-Rank CUDIMMメモリに対応するマザーボードを展開したことです。これにより、最大256GBの驚異的なメモリ構成が可能になります。ライブデモでは、オーバークロック時に従来の基準を63%以上も上回るパフォーマンスを確認することができました。この技術はオーバークロッカーやプロフェッショナルユーザーにとって、大きな利点となるでしょう。
GPU Safeguard+で安心の保護機能
MSIは「GPU Safeguard+」という独自技術も発表しました。この機能はリアルタイムで電力を監視し、異常を検知した際にはポップアップ通知やアラーム音でユーザーに警告します。これにより、パーツがダメージを受ける前にリスクを未然に防ぐことができます。
MPG Ai1600TS電源ユニットの性能
「MPG Ai1600TS PCIE5」は、80 PLUS Titanium認証を受けており、高効率で安定した電力供給を実現。静音性も高く、特にコアな自作ファンに支持されています。完璧な電力供給に加え「GPU Safeguard+」機能も備えており、最新のグラフィックスカードにも対応しています。
MEG MAESTRO 900Rケースの美しさ
さらに、MEG MAESTRO 900Rは洗練されたデザインのフラッグシップケースで、3面をガラスで囲み、内部パーツが美しく見えるように設計されています。このケースは本格的な水冷やデュアルGPU構成にも対応し、EZ Rotatable Motherboard Trayによってパーツの組み込みもスムーズに行えます。
MEG CORELIQUID E15 360の革新
「MEG CORELIQUID E15 360」は、曲面OLEDディスプレイを搭載した水冷クーラーで、デザイン面でも冷却性能でも妥協を許さない製品。冷却効率を高めるために、ラジエーターも進化し、優れた排熱処理能力を誇ります。これにより、長時間の使用にも耐えうる安定した性能が提供されます。
デュアルタワー型空冷クーラーの登場
新たに発表された「MPG COREFROZR AP15」と「AP17」は、デュアルタワー構造の空冷クーラーで、高負荷時でも安定した冷却性能を発揮します。特にAP17は大型LCDを搭載し、視覚的なカスタマイズ性を提供するため、ユーザーの好みに合わせたシステム構築が可能です。
DigiMEでのVTuber体験
最後に「DigiME」は、VTuber向けの新しいソフトウェアプラットフォームです。多言語対応と多彩なアバターで、誰でも簡単にバーチャルな自己表現が可能になります。リアルタイムの音声カスタマイズが可能なAIアシスタント「MIA」も搭載し、視聴者とのコミュニケーションを強化しています。
以上、MSIがCES 2026で発表した革新的な製品の数々をご紹介しました。これらはすべて、自作PCの未来を切り開く重要な要素となるでしょう。