高校生の裏垢事情
近年、多くの若者がSNSを利用する中で、裏アカウント(裏垢)が注目を集めています。特に、現役高校生を対象にした調査では、女子高生の61.3%が裏垢を持っているという結果が出ました。この裏垢を利用する理由や、その傾向について詳しく見ていきましょう。
女子高生の裏垢所持率
女子高生に対して実施したアンケートでは、61.3%が裏垢を持っていると回答しました。具体的には、友人たちとの親しい関係を深めるために裏垢を活用することが多いようです。例えば、「仲の良い友達だけに見せるために使う」「同い年の友達とふざけながらストーリーを共有する」といった意見が多く寄せられました。これによって、女子高生は日常的に自分をさらけ出せるスペースを確保し、安心感を得ていると考えられます。
趣味専用アカウントの利用
裏垢はまた、趣味や興味を自由に発信するための場所として使われるケースも見られます。「推し活用のアカウントを持っている」「自分の好きなバンドの情報を発信するために使用する」といった声があり、好きなものを存分に楽しむ空間としてポジティブに活用されています。これは、自己表現の一環として裏垢を利用する若者が増えている証拠と言えるでしょう。
秘密主義とストレス発散
裏垢を持つ理由の中には、秘密を守りたいという意見もあります。「友達にオタクだということがバレたくないから」という心理が見受けられます。こうしたアカウントは公私を分け、ストレスを発散する場として機能する場合もあるようです。ネガティブな内容を投稿する場として利用する若者もおり、「愚痴や悪口を言うために使っている」といった声も聞かれました。
裏垢を持たない学生たち
一方で、裏垢を持っていない女子高生も38.7%存在します。その理由としては、「普段使っているアカウントで充分」、「特に必要がない」、「アカウントを分けるのが面倒」といった意見があります。中には「裏垢があることでトラブルが起こりそうなので避けたい」という警戒心を持っている学生もいるようです。
男子高生の裏垢事情
次に男子高生の状況を見ていくと、裏垢を持っていない回答者が72.4%に達しました。女子とほぼ正反対の状況です。その理由としては、「アカウントは一つあれば十分」といった意見が多いようです。男子高生の間では、SNSとの距離感が女子高生よりも大きい印象があります。
時には、男子高生でも「リア友と違うコミュニティの人とつながるために裏垢を作る」という意見もあり、あくまで必要に応じて使う傾向が見えます。また、愚痴を吐き散らすために使うというストレス発散の手段としても利用されています。
総括
全体として、高校生のSNS利用と裏垢事情は、個々のライフスタイルやコミュニティの関係性に深く結びついています。女子高生は特に、裏垢を利用して安心感を求め、新たな自己表現の場を創り出しています。一方、男子高生はSNSから少し距離を置いているようです。これらの結果は、今後の高校生のSNS利用におけるトレンドを示唆しています。
調査詳細
今回の調査は「ワカモノリサーチ」により実施され、全国の現役高校生318名が対象となりました。詳しい内容は、ワカモノリサーチのウェブサイトでご覧いただけます。興味のある方はぜひチェックしてみてください。