株式会社TimeTreeがシリーズFラウンドをクローズ
株式会社TimeTreeは、2023年において総額約32億円の資金調達を実施し、シリーズFラウンドを完了したことを発表しました。このラウンドには、韓国の通信大手SK Telecomがリード投資家として参加しており、約16億円の第三者割当増資の他、既存株主からの株式譲渡も含まれています。これにより、TimeTreeの累計調達額は67億円に達しました。
資金調達の目的
TimeTreeは、グローバルにおいて6700万を超えるユーザーと、130億件以上の登録予定データという独自の資産を持ち、それを活かした事業拡大を目指しています。特に海外展開を重要視しており、2025年1月には初となる海外拠点「TimeTree Korea」を設立予定です。これにより、韓国を含むアジア市場での基盤強化を図ろうとしています。
SK Telecomからは、TimeTreeが保持する予定データとそのユーザー基盤に対して、AI技術を活用した新たな価値創造の基盤としての評価があり、資本業務提携へと結びつきました。韓国の複数のベンチャーキャピタルからの出資を得ることで、さらなるガバナンス体制が構築されることとなります。
調達資金の使用用途
今回の資金調達により、TimeTreeは以下の施策を実施します:
- - AI技術を利用した新機能の開発
- - 国内外でのマーケティング強化
- - 人材の採用と組織の強化
これらの施策を通じて、現代社会において煩雑になることが多い予定管理を簡素化し、ユーザー一人ひとりが自分のライフスタイルに合わせた行動選択を支援することが目指されます。これにより、より豊かな時間を過ごせることが期待されています。
今後の展望
TimeTreeは、AI技術の進化に伴い、これまでのサービスをアップグレードさせる計画です。例えば、新機能の開発によって、ユーザーのニーズに応じたカスタマイズが可能になるでしょう?。新たな機能によって、タイムマネジメントの質を向上させることが目標とされています。また、海外展開においては、特に韓国市場における成功事例を踏まえ、アジア全域におけるネットワークを広げる計画です。
国際的な成長を遂げ、ユーザーの期待に応え続けるTimeTreeから目が離せません。これらの取り組みが実を結ぶことを期待して待ちたいものです。
会社概要
- - 会社名:株式会社TimeTree
- - 所在地:東京都新宿区西新宿六丁目18番1号住友不動産新宿セントラルパークタワー18階
- - 代表者:代表取締役社長 深川泰斗
- - 設立:2014年9月
- - URL:TimeTree公式サイト
- - 事業内容:カレンダーシェアアプリ「TimeTree」の開発・運営
AIを駆使した未来に向けた挑戦を続けるTimeTreeの今後に大いに期待が集まります。