FENNELと採用の新戦略
2025-11-18 14:59:53

FENNEL遠藤会長が語るeスポーツと企業採用の未来

FENNEL遠藤会長が語るeスポーツと企業採用の未来



2025年10月29日、プロeスポーツチーム「FENNEL」の会長である遠藤将也氏が、大阪北ロータリークラブの会合で貴重な講演を行いました。講演テーマは「若年層にまつわる企業課題を解決?“eスポーツ” 活用ソリューションとは」というもので、ゲーミング業界と企業の採用システムをつなぐ新たな提案が注目を集めました。

講演の背景と目的


この講演は、大阪北ロータリークラブの中谷庄司朗会長の紹介を受けて実現し、FENNELと中谷機工株式会社がZ世代向けの採用ブランディングを強化するための取り組みを紹介する場となりました。中谷機工はFENNELのスポンサーとして、2024年と2025年に開催された世界大会において連続優勝を達成し、その成功を取り入れた企業戦略として注目されています。

企業課題の解決への道筋


遠藤氏は、スポンサーシップから始まり、世界大会での成功を経て採用へ結びつく三段階のロジックを解説しました。具体的には、優勝した際の話題性をコンテンツ化(例えばドキュメンタリーやインタビュー)し、それを通じて若者の共感を生み出すことで、自然な形で応募や採用を促進する仕組みを提案しています。特に彼は、Z世代が活発に利用するSNSや配信プラットフォームにおいて、このような取り組みが効果を発揮することを強調しました。

地方企業でも可能な採用モデル


また、講演では地方企業でも再現可能な採用モデルについても触れられました。FENNELではeスポーツ部を新たに設立し、全国から35名の応募を得て5名を採用する成果を上げました。継続した情報発信とコミュニティの設計により、地方企業でも全国規模の人材を集めることが可能であることを示しました。

日本におけるeスポーツの現状


現在、eスポーツは日本で急速に成長しており、観客動員数は20,000人を超える大会も増えてきました。札幌ドームでの事例では1.5万人を集め、Z世代が中心の観客層は800万人にも及ぶと報告されています。この急成長を背景に、企業の採用や育成、社内活性化に対する受け入れ準備が整いつつあるといいます。

遠藤会長のプロフィール


遠藤将也氏は1987年に横浜市で生まれ、約10年のマーケティング経験を経て2018年に株式会社Refamを設立。2019年には株式会社Fennelを創業し、プロeスポーツチーム「FENNEL」の運営を開始しました。彼はeスポーツの可能性に強く関心を持ち、業界の発展を目指して様々な活動を行っています。

企業向け施策と今後の展望


FENNELでは、企業向けにオンラインまたはオフラインでの講演や勉強会を提供しており、eスポーツ市場の最新の動向やZ世代向けのマーケティング戦略など、多様なテーマでのセッションが可能です。興味がある企業は、ぜひ公式サイトから問い合わせてみてください。

まとめ


FENNELの遠藤会長が提案するeスポーツの活用は、企業と若者をつなぐ新たな架け橋となる可能性を秘めています。今後の企業活動にどれほどの影響を与えるか、目が離せません。


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