NEIGHBOR、新しい遊びの形を提案
株式会社NEIGHBORが自社開発のAIゲーム生成プラットフォーム「DreamCore」を活用し、店舗やイベント向けのミニゲームを1件10万円(税込)から制作する新サービスを開始しました。このサービスは、飲食店の待ち時間を遊びの時間に変えたり、ポップアップストアでの限定体験を提供したり、商業施設のキャンペーンに連動させるなど、リアルな空間における顧客エンゲージメントを最大化することを目的としています。
特徴と利点
この新サービスは、これまでのプロジェクトと比べて非常に低コストで、わずか10万円(税込)からゲームを制作できます。これは、一般的なFortniteやRobloxの施策と比較して約1/100のコストです。制作には最短48時間がかかり、テンプレートとAIを利用してすぐにプロトタイプが生成されるため、旬のトピックや短期イベントに柔軟に対応することが可能です。さらに、アプリをダウンロードする必要なく、QRコードを読み取るだけでゲームが始まるため、ユーザーの離脱を減らすことができます。
ゲームはスマートフォンの縦画面に最適化され、隙間時間でも楽しめるようになっています。TikTokやYouTube Shortsを意識した“瞬間没入”型の体験は、特に若年層の顧客にアピールすることでしょう。さらに、ゲームのスコアに応じてクーポンを配信したり、リードを自動で取得する機能も搭載されています。
活用シーン
このサービスが特に効果を発揮するのは、待ち時間クーポンゲームです。例えば、ファストフード店やテーマパークでの行列をポジティブな体験に変換し、ゲームをプレイすることでクーポンをゲットできる仕組みです。このように、顧客のストレスを軽減し、より良い体験を提供することができます。また、ポップアップイベント向けのミニゲームでは、スコアランキングと抽選を組み合わせることで、来場者の滞在時間を延ばし、SNSでの拡散も促進することができます。イベント後もゲームを通じてエンゲージメントを保ち続けることが可能です。
DreamCoreについて
「DreamCore」は「ゲーム版TikTok」というキャッチコピーで知られるAIゲーム生成プラットフォームです。利用者はチャットで指示をするだけで非エンジニアでも簡単にゲームを開発・公開できる仕組みが整っています。ブラウザベースでダウンロード不要なので、体験のハードルを限りなくゼロに近づけています。これにより、ゲーム投稿数はたった2週間で300件を超え、非専門家からも新たなゲームが次々と生まれています。
NEIGHBORのビジョン
NEIGHBORは「誰もが“遊び”を創り出せる未来」というビジョンを掲げており、これまでにも多くのUGC(ユーザー生成コンテンツ)実績を持っています。具体的には、Fortnite公式フィーチャーを18回も獲得するなどの成果を上げてきました。2025年からはRobloxやWebブラウザ領域への進出も計画しており、ブランドの海外展開を支援する方針です。
代表取締役CEOのノトフ氏は、「“1クリックで始まるゲーム体験”をリアルの店舗やイベントに持ち込み、ブランドが遊ばれる時代を切り拓きます。手軽に始められる10万円のサービス、ぜひ体験してみてください」とコメントしています。
この革新的な新サービスによって、これからの店舗やイベントがどのように進化していくのか、非常に楽しみです。顧客との新しい接点を作るための手段として、NEIGHBORのミニゲームに注目が集まることでしょう。