北米エンタメ業界に新たな風、Player OneのGENDA参画でゲームセンターが拡充

新たな時代の幕開け

日本の株式会社GENDAが、北米市場におけるゲーム業界の躍進を遂げるべく、Player One Amusement Groupを傘下に持つPixel Intermediate Holding Corporationの株式を100%取得することを発表しました。これにより、ゲームセンター104店舗が加わり、ミニロケ（小型ゲーム機の設置拠点）も約2,000箇所増加し、トータルで13,000箇所以上の拠点が展開されることになります。これまで日本のアミューズメント企業が培ってきたノウハウを活かし、北米市場での存在感を強める期待が高まっています。

Kiddletonの役割

GENDAのグループ企業であるKiddleton, Inc.は、日本独自の「Kawaii」デザインのプライズや、日本式の小型プライズゲーム機を取り扱い、斬新なエンターテイメントを提供しています。Kiddletonは、「ここでしか手に入らない商品、ここでしかできない経験」を提供し、独自性を追求。アメリカでは経験できなかった日本のアミューズメント文化を広める重要な役割を果たしています。

エンターテインメント施設の運営

一方、PLAYER ONEはアミューズメント施設の運営およびゲーム機の販売を手掛ける企業で、映画館やファミリーエンターテイメントセンター（FEC）など、大型エンターテインメント施設への出店を強みとしています。特に、ゲームセンターやミニロケの設置において、大規模なスペース確保が可能で、長期的な契約による安定したキャッシュフローが見込める点が魅力です。このように、KiddletonやNENの小規模ビジネスモデルとは異なり、PLAYER ONEは大規模なゲーム機の設置に特化しており、これがGENDAグループ全体の成長に寄与するでしょう。

売上高の見通し

この参画により、2027年1月期には北米での売上高が約300百万米ドル、つまり約440億円に達する見込みです。この結果、GENDAグループの北米市場における売上比率は約25%を占めることになると試算されています。今後、グローバルにエンターテインメントネットワークを拡充しつつ、各地に魅力的なエンタメ施設を構築していくことが目指されています。