新潟のeスポーツイベント『古町どんどん × Fortnite』で地域活性化を実現！

新潟のeスポーツとXRが融合するイベント

2025年5月11日、にいがた中心市街地活性化イベント「古町どんどん」にて、新潟コンピュータ専門学校（NCC）が主催したeスポーツとXR（拡張現実）を活用したイベント、『古町どんどん × Fortnite』が開催されました。このイベントは、地域活性化を目指す「にいがた2km」構想の一環として、多くの企業や団体と連携し、地元の魅力を引き出す取り組みとして注目を集めています。

充実したゲーミング環境

イベント会場であるNSGeスポーツスタジアムでは、360fpsを実現するハイスペックなゲーミングPCが準備され、参加者は最高のゲーミング体験を享受しました。当初の定員は100名でしたが、当日はなんと400名以上もの参加者が訪れ、会場は一気に熱気で満ちあふれました。主催者側の想定を大きく上回る反響は、地域のeスポーツに対する関心の高さを物語っています。

メタバースとリアルのコラボ体験

イベントのメインアトラクションは、人気バトルロイヤルゲーム「Fortnite」を活用したメタバーススタンプラリーです。仮想空間に再現された「古町マップ」と、実際の古町商店街をつなぐこのイベントでは、参加者がリアルな商店街内に隠されたシンボルをヒントに謎解きに挑戦しました。モンドリアン社が制作した3D空間上での体験は、単なるゲームプレイを超え、まち歩きと最新技術を融合させた新しい形の観光体験を提供しました。

学生が支える運営と地域ニーズ

NCCでは、在校生がボランティアスタッフとしてイベント運営に参加。これにより、参加者は「Fortnite」を自由に体験できるフリープレイコーナーも設けられ、学生たちが運営に携わることで、実践的な経験を積む機会にもなりました。また、30歳以上を対象にしたeスポーツリーグ「Colosseo」との連携により、オンライン大会の決勝戦に合わせたスペシャルマッチも開催され、さらなる盛り上がりを見せました。

地域の魅力を再発見

このイベントの成功は、地元企業の協賛による特産品やゲーミング機材のプレゼントが参加者を惹きつける要因となり、オンラインとオフラインの融合したハイブリッドなイベントでした。また、イベントの司会進行は、ジャンヌ氏（常勤講師）とNCCの在校生が担当し、参加者にとっても親しみやすい雰囲気を醸成しました。

新潟コンピュータ専門学校は、地域のeスポーツ振興に貢献することを掲げており、今後も様々なイベントを企画・実施して、次世代のプレイヤーを育成する取り組みを続けていく予定です。

教育の先進性

新潟コンピュータ専門学校は、県内で最大のIT総合校として、AIやゲーム、CGなどの分野で次世代の人材を育成しており、NTTドコモとの連携協定を通じて5G環境を整備しています。これにより、学生たちは最新技術に触れる機会を得ており、教育の質をさらに向上させています。地域の活性化に向けた取り組みは、教育分野だけに留まらず、様々な形で展開されていくことが期待されています。

このように、NCCの取り組みは地域社会においても大きな影響を持ち、今後の展開が非常に楽しみです。