Thirdverseが2億円の資金調達成功、マシ・オカ氏が参画しVRゲーム展開を加速

Thirdverseが資金調達を通じて新たな展開を図る

XRゲームスタジオの株式会社Thirdverseは、最近2億円の資金調達を行い、ハリウッド俳優でありプロデューサーでもあるマシ・オカ氏を戦略的投資家兼アドバイザーとして迎えました。この資金調達は、D4V、ユナイテッド株式会社、サイバーエージェント・キャピタル、そして複数の個人投資家からの支援を受けて実現したものです。

マシ・オカ氏の背景と関与

マシ・オカ氏は、海外ドラマ『HEROES／ヒーローズ』でヒロ・ナカムラ役を演じて世界的に知られ、プライムタイム・エミー賞にもノミネートされた経験を持つ俳優です。さらには、映画『レディ・プレイヤー1』において日本のIP作品をハリウッドに導入する重要な役割を果たし、現在も多くの日本のIPに関するプロジェクトに関わっています。

Thirdverseは、彼の業界ネットワークや専門知識を活用して、ソーシャルVRゲームを展開する計画を進めています。特に、9月4日に発表されたサンリオとのコラボによる「Hello Kitty Skyland」は、その一環として注目を集めています。

今後の展開

この資金調達とマシ氏の参画により、Thirdverseはより一層の発展が期待されます。特にマシ・オカ氏は「日本の素晴らしいIPを、最先端のテクノロジーとクリエイティブの力で、世界中のユーザーに届けたい」とコメント。彼のビジョンは、Thirdverseの知られざるポテンシャルを引き出すことに大きく寄与するでしょう。

大野木勝CEOは、「マシ・オカさんの参加は心強く感じている。彼との縁を通じて、チームジャパンとして世界をアプローチしていきたい」と強調しています。

Thirdverseとそのビジョン

Thirdverseは、『10億人が生活する、新しい仮想世界の創造』を掲げ、XRゲームの企画・開発・販売・運営を行うスタジオです。本社は東京都中野区に位置し、サンフランシスコにも拠点を構えて、国際市場に向けたエンターテインメントを展開しています。彼らの製品は、現代の玩具やアート文化を融合させた革新的な体験をユーザーにもたらします。