ネットギアが発表した新しいWiFi 7と10G対応ルーターに迫る！

ワイヤレスネットワークの進化を支える新製品

ネットギアジャパンが、ProAV向けの最新技術を搭載したWiFi 7対応のアクセスポイント「WBE718」と「WBE758」、および10G対応ルーター「PR460X」を発表しました。これらの製品は、特にAVシステムを利用するプロフェッショナル向けに、高速かつ低遅延のネットワーク環境を提供することを目的に設計されています。これにより、映像や音声のストリーミング、イベントでのライブ配信など、要求の厳しいプロの現場でも安定した接続を保証します。

「WBE718」と「WBE758」の特長

- WBE718: 最大速度は9.4Gbpsで、2.4GHz、5GHz、6GHz帯域に対応。特に、AV業界で重要な低遅延を実現します。管理はNetgear Engage Controllerを通じて行うことができ、設定の手間を軽減。
- WBE758: より高いパフォーマンスを求める業界向けに設計され、最大速度は18.4Gbpsに達します。4x4のMIMO技術を搭載しており、複数のデバイスが同時に接続されても快適な速度を維持します。

両モデル共に、PoEに対応しており、設置が容易で、消費電力が少ないのも魅力です。クラウド管理機能があり、4年間のInsightサポートも付いています。

10G対応ルーター「PR460X」の実力

次に紹介する「PR460X」は、10GおよびMulti-Gig対応のクラウド管理ルーターです。このルーターは、複雑なAV環境に最適化されており、デュアルWANフェイルオーバー機能を備えているため、信頼性の高い接続を確保します。最大30のVPNトンネルもサポートしており、安全なデータ通信を実現します。特に、AV分野でのリモート作業が増える今、必要不可欠なデバイスと言えるでしょう。

ネットワーク管理の新たなスタンダード

これらの新製品は、従来の分散管理ツールではなく、Engage Controllerを通じて統一管理を実現します。このプラットフォームにより、異なる機器を一元的に管理できるため、障害の早期発見や対処が容易です。これまでよりも高い一体感を持ったネットワーク環境を構築できるのは、AV現場にとって大きなアドバンテージです。