札幌のゲーム業界で未来を築く「Sapporo Game Camp 2025」
2025年10月17日から19日の3日間、札幌市で開催される道内最大級のゲームイベント「Sapporo Game Camp 2025」(SGC)が注目を集めています。このイベントは、札幌を拠点とするゲームクリエイターを育成し、デジタルエンターテインメントの振興を目的としており、1回目が行われた2022年から多くの参加者が集まり、札幌市のエンタメ業界を盛り上げています。
SGCの立ち上げと成長
実行委員会は、株式会社セガ札幌スタジオの瀬川隆哉が委員長を務め、地元のゲーム企業と連携しながらイベントの企画・運営を行っています。近年では、SGCに参加したクリエイターたちが活躍する姿も増えており、地域のゲーム界に新しい風を吹き込んでいます。
参加クリエイターたちの声
この度、SGC2025の開催に際し、参加経験を持つクリエイターたちから熱いメッセージが寄せられました。以下に一部をご紹介します。
株式会社インフィニットループ デザイナー・久保明璃さん
「専門学校2年生のとき、初めて「Game Jam」に参加しました。その経験を通じて、ゲームを作る楽しさを知り、チームでの制作の醍醐味を学びました。初めての仲間と共に短期間でひとつのゲームを完成させることで、実践的な知識を得ることができました。「Game Jam」は制作の楽しさを実感できる絶好の機会です。」
株式会社セガ札幌スタジオ プログラマー・佐佐木孝太さん
「大学3年生の時、プログラマーとして「Game Jam」に参加しました。自分の実力を知り、新しい仲間とともに制作することで、チームの一体感を感じました。プロの講師から直接学ぶことで、スキルを磨くこともでき、今でもその経験が役立っています。」
これらのメッセージが示す通り、SGCはクリエイターたちの成長の場として確かな成果を上げています。
開催内容について
SGC2025では、以下のプログラムが用意されています。
- - Game Jam
- - トークセッション
- - ぷよぷよプログラミング講座
- - ソニックランブル 1DAYミニeスポーツ大会
- - 初めてのCG講座
公式サイトでは参加者の応募も行われており、特に「Game Jam」は多くの関心を集めるイベント。非常に短期間でゲーム制作を行うこのプログラムは、クリエイター志望の学生にとって貴重な体験となるでしょう。
札幌のゲーム産業の未来
現在、札幌市は約70社のゲーム開発企業を抱える「ゲームのまち」。新たな企業の進出も相次いでおり、特に2025年には国際的なeスポーツ大会「Apex Legends Global Series Championship」の開催も予定されています。
Sapporo Game Campは、学生と企業の接点を作る「ポートフォリオレビュー会」などの取り組みを行い、地元のエンタメを活性化させる活動を展開しています。これにより、札幌でのゲーム業界の地位向上が期待されています。
まとめ
「Sapporo Game Camp 2025」は、北海道のゲーム産業にとって大きなステップとなることでしょう。イベントへの参加で得られる経験や新たな出会いが、これからのクリエイターたちの夢の実現に寄与することを願っています。興味のある方は、ぜひ公式サイトを訪れ、各種プログラムに参加を検討してみてください。
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