CyberZがG2 Esportsと手を組む
株式会社CyberZが、世界的に有名なeスポーツチームG2 Esportsと新たにパートナーシップを結ぶことを発表しました。この提携の目的は、主に北米と欧州におけるマーケティング状況の強化です。特にKOL(キーオピニオンリーダー)やタレントマネジメント、さらにマーケティング支援に焦点を当てていくとのことです。
世界のeスポーツ市場の成長
近年、eスポーツは国内外で飛躍的な成長を遂げ、多くのファンを魅了しています。2023年には世界のeスポーツファンの数が5億4000万人、日本国内でも800万人を超えるとされています。この勢いは今後も続く見込みで、2025年には「オリンピック・eスポーツ・ゲームズ」がサウジアラビアで開催されることが決定しています。また、国内各地でもeスポーツ関連のイベントや大会の数が増監され、これにより市場の活性化が期待されています。
調査によれば、世界のeスポーツ市場は2022年に約2,016億円に達し、2025年には約4,382億円にまで成長する見通しです。この年平均成長率は約30%に上ると見込まれており、eスポーツに対する投資や関心が高まっていることを示しています。
G2 Esportsと62 Media Houseについて
G2 Esportsは、世界中で高い知名度を誇るeスポーツチームで、主要な大会での成績や業界の賞を受賞するなど、確固たる地位を築いています。現在、彼らは全世界で4,000万のファンを持ち、業界のリーダーとしての存在感は非常に強いものとあります。
その一部門である62 Media Houseは、タレントマネジメントを中心にクリエイティブ広告の開発やメディアプランニング、戦略的マーケティング支援など、多岐にわたるサービスを提供しており、この豊富な経験をCyberZが利用することができるのです。
CyberZのマーケティング支援の強化
CyberZは、日本国内の広告主を対象としたマーケティング支援を中心に展開している企業で、現在はアメリカ、韓国、台湾などへの進出支援も手掛けています。彼らは国内最大規模のeスポーツイベント「RAGE」をはじめ、さまざまなエンターテインメントの興行を通じて、業界の活性化に努めています。
今回のG2 Esportsとの提携により、CyberZは北米及び欧州市場でも日本のゲームやアニメ、マンガといったエンターテインメントのマーケティング支援をより一層強化できると期待されています。特に、これまで以上に自社のネットワークを生かした支援が可能となり、双方にとって有益な結果を生むことでしょう。
まとめ
CyberZとG2 Esportsの新たなパートナーシップは、eスポーツ業界の更なる発展に寄与することが期待されています。これからの展開から目が離せません。