第二次世界大戦終結80周年を祝う新たな展開
オンライン海戦アクションゲーム『World of Warships』は、第二次世界大戦の終結80周年という特別な節目を記念して、大型アップデートを実施した。このアップデートでは、史実に基づいた新しいオペレーションをはじめ、さまざまな新艦艇やイベント、さらにはゲーム体験をさらなる高みへと引き上げる機能を追加している。プレイヤーは、歴史の記憶を振り返りながら、緊迫した海戦を楽しむことだろう。
新オペレーションイベント「明日の名のもとに」の概要
本アップデートの目玉となる新オペレーションイベント「明日の名のもとに」では、週替わりで異なる特別作戦に挑戦できる。最大7人のチームを編成して、AIに操られる敵艦と対峙する中で、極地での船団護衛や夜間の奇襲作戦、敵施設の破壊など、様々なミッションを遂行する。これらのミッションでは、天候や視界、地形といった環境要素が影響し、より臨場感のある戦略体験をプレイヤーに提供する。
また、オペレーションには史実に基づいた艦船の使用制限が設けられていて、特定の艦艇を持っていない場合でも、貸し出し艦艇が用意されているため、参加しやすくなっている。イベントの後半では全ての作戦が再登場し、10か国の艦艇による自由な組み合わせで再挑戦が可能だ。特別な目標を達成することで、イベント専用のアイテム「スター」を獲得できる。これを集めることで「1939年から1945年の物語」というストーリーコンテンツが進行し、Tier IXアメリカ戦艦「Iowa」用の記念迷彩や新エフェクト、艦長「Robert Adams」などの報酬が手に入るとのこと。最終的にはTier VIIIアメリカプレミアム巡洋艦「San Diego」も受け取れる。
新艦艇の追加と造船所イベント
アップデートでは、第二次世界大戦中に数々の激闘を生き延びた駆逐艦「USS Laffey」が追加される。彼女はその特殊な性能と戦歴から「不死身の艦」とも称されている。ゲーム内では、全20段階の建造フェーズを通じて獲得でき、127mm砲や短射程魚雷を装備。高い隠蔽性能を持つ一方、強化された対空防御能力や、特殊修理班、可動式の「発煙装置」など、戦術的なプレイスタイルを実現する設備を多数搭載している。特にバースト射撃機能は、慎重な操作と戦略的判断が求められ、スリリングな体験を提供する。
新システム「コンテンツのレアリティー」の導入
アップデート14.7では新たに「コンテンツのレアリティー」システムが導入され、艦艇や迷彩、エフェクトの希少性が一目でわかるように色分けされる。これにより、プレイヤーは自分のコレクションをより直感的に評価・管理することができる。また、このシステムは「艦長日誌」と連動しており、今後のコンテンツ選択においても参考にされるだろう。
まとめ
『World of Warships』はウォーゲーミングによる基本プレイ無料のオンラインゲームで、多様な歴史的艦艇を体験しながら海戦の戦略を楽しむことができる。定期的にアップデートされることで、新しいテーマや機能が追加され、プレイヤーに驚きと興奮を提供し続けている。ゲーム内ではデジタル博物館としての側面も持ち、海軍史に興味がある方にとっても魅力的なコンテンツが満載だ。今後も進化を続ける『World of Warships』に期待が集まる。