2026年6月のゲーミングPC市場動向
2026年6月、国内のゲーミングPC市場での注目製品や傾向について、合同会社気づけばが運営するサイト『gg(ジージー)』が発表したレポートを基に詳しくご紹介します。このレポートは、6月のユーザー行動データを集約し、どのようなスペックや価格が特に関心を集めているのかを可視化したものです。
レポートの概要
集計期間は2026年6月1日から6月30日までの1ヶ月間。対象は、ggサイトに掲載されているゲーミングPC商品です。集計内容にはユーザーの検索行動データが含まれており、最新の相場価格も考慮されています。これにより、実際の購入数や販売実績に基づく分析ではなく、閲覧動向から浮かび上がる市場のトレンドが示されています。
GPU市場の動向
2026年6月のGPU市場において目を引くのは、NVIDIAの「RTX 5070」が引き続き首位を維持していることです。閲覧シェアは24.5%で、6ヶ月連続で1位を記録しています。その貢献により、全体の閲覧シェアの40%以上は、RTX 5070とその上位モデル「RTX 5070 Ti」が占めています。これに続く3位はRadeonの「RX 9070 XT」で、10.3%と魅力を放ち続けています。特に性能とコストのバランスを重視するユーザーのニーズが見て取れます。
CPU市場の動向
一方、CPU市場ではAMDの「Ryzen 7 9800X3D」が27.7%のシェアを獲得し、同様に4ヶ月連続での首位を誇っています。続いて「Ryzen 7 7800X3D」が15.0%で2位、人気のRyzenシリーズが強い関心を集めていることが伺えます。これにより、次世代ゲーム性能を重視した構成への人気が高まっています。
構成別の傾向
構成別ランキングでは、「RTX 5070 Ti × Ryzen 7 9800X3D」が13.6%と首位に立ちました。これは、ゲームプレイにおける高性能を求めるユーザーからの信頼を集め、安定した人気を示しています。この構成の人気を受け、全体的にゲーム性能を意識した購入行動が進行していることが分かります。
価格帯の分析
価格帯においては、20万円台が35.7%で引き続き首位を維持しており、現実的な高性能ニーズが根強いことが伺えます。また、30万円台も31.8%と高い関心を集め、よりパフォーマンスを求める層に支持されています。これに比べて40万円台以上の超ハイエンド帯は9.1%と少数派の位置付けとなっています。
人気商品ランキング
2026年6月で最も注目を集めたゲーミングPCは、OZgamingの「【Z1 コスパモデル】 Ryzen7 7800x3D・RTX5070」で、コストパフォーマンスの高さが評価されました。2位にはMDLの「Ryzen7 5700X × RTX 5060」が、また3位にはOZgamingの「【4000D 性能重視モデル】 Ryzen7 9800x3D・RTX5070Ti」がランクインしました。特にOZgamingは多くのモデルが評価され、価格と性能の両立を成功させている印象です。
メーカー別の注目
メーカー rankedでは、「OZgaming」がトップに立ち、人気モデルを多数展開していることが注目されました。次いで「STORM」、「ドスパラ」、「フロンティア」、「パソコン工房」が続いています。特にSTORMは複数モデルをTOP10に揃えるなど、確固たる存在感を示しました。
まとめ
2026年6月のゲーミングPC市場は、ユーザーの関心が高い性能モデルへの着目が強まっており、価格帯ではコストパフォーマンスを求める流れが見られます。今後も、ゲーミングPC選びにおける情報提供を通じて、ユーザーが納得のいくデバイスを見つけられるようサポートしていくことが求められます。