新しい体育の形
2025-10-28 13:07:57

ARスポーツ「HADO」が新しい体育の形を示す!児童の思考力と協働力を育む取り組み

ARスポーツ「HADO」が新しい体育の形を実現!



福島県郡山市にある郡山ザベリオ学園小学校で、ARスポーツ「HADO」が体育授業に導入されました。この取り組みは、株式会社meleapが世界39カ国で展開しているもので、今までの体育の授業に新たな風を吹き込むものです。HADOは、インタラクティブな体験を提供し、児童たちの思考力や協働力を育む役割を果たしました。

授業の目的と背景



青山教諭は、「子どもたちが主体的に楽しむ体育を実現したい」との強い願いからこの授業を企画しました。郡山ザベリオ学園小学校は、実際に体験することを重視しているため、HADOの導入はその理念にぴったりでした。この授業は「ルール説明」、「練習」、「チーム戦」、「ふりかえり」という流れで進行し、児童は自ら作戦を立てることで、より深い学びを促進されました。

授業の様子



児童たちは熱心に協力して、勝つための作戦を立てて挑戦しました。授業中には「シールドの枚数は何枚ですか?その枚数によって作戦を変えたいです。」という声が聞かれ、どのように戦うかを考えながらプレーする姿が印象的でした。また「なんで先生はあんなに当てられるの?動きかな?目線かな?」という質問が生まれるなど、疑問を持つことで思考を深める姿も見られました。授業後のアンケートでは、児童の85%以上が「とても楽しかった」と評価し、再度やりたいとの意見が多数寄せられました。

教員の反応



青山教諭は、当初はネガティブな意見も予想していたものの、児童たちの反応が圧倒的に良かったことに驚いていました。「授業の内容に工夫を加えることで、さらに充実した学びが実現できる可能性を感じました。」と述べています。HADOを通じて運動量と同時に思考力も育成する新しい体育の形が見えてきました。

地域との連携



このプロジェクトには、郡山ザベリオ学園の後援会や保護者の協力が欠かせませんでした。学園バザーでHADO体験ブースを設け、その収益が導入費用に充てられる仕組みが功を奏しました。青山教諭は「体育の授業だけでは費用面での導入は難しかったが、バザーの存在が大きかった。生徒や保護者も活動に関与し、良い流れを作ることができました。」と振り返ります。

HADOの特性と展望



HADOは、AR技術を利用し「考える力」「協働する力」そして「身体を動かす楽しさ」を融合させた新しいスポーツです。そのシンプルなルールは、戦略性を高める一因となり、実際に世界中で多くの学校で採用されています。HADOのような新しい体育の形が、教育現場において次の時代を築くための一助となることが期待されます。今後も教育と地域をつなぐ新しい体育の形が広がることを願っています。


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