磐梯町とバンダイが共に描く未来「ばんだいサステナビリティ」

福島県の磐梯町と株式会社バンダイが、7月1日に「ばんだいサステナビリティ連携協定」を締結しました。この協定は、両者の名称が同音という偶然からスタートしたもので、今後の地域振興や子どもたちの教育に力を入れる取り組みです。

サステナビリティの実現へ向けて

両者が抱く共通の理念は、未来を担う子どもたちの学び支援と地域創生です。特に着目されているのが、「バンダイの森」構想です。このプロジェクトでは、自然と触れ合うことができる教育環境を整え、子どもたちが自然に関心を持って探究心を育む場を提供することを目的としています。

「子どもたちとつくる、進化し続ける」をテーマに掲げ、参加者が一過性ではなく持続可能な学びを得られるような施策が進められる予定です。バンダイはそのノウハウを活かし、磐梯町と共に新たな学びの場を作り上げていくことになります。

地域創生への新たな試み

地域創生の一環として、磐梯町は2024年に「ネイチャーポジティブ宣言」を行い、エコロジーを重視した社会経済の転換を目指しています。バンダイもこの取り組みに賛同し、地域の自然共生サイトへの支援を通じて貢献することを約束しています。

『アイドルマスター SideM』とのコラボレーション

さらに、バンダイナムコグループが誇る「アイドルマスター」シリーズとのコラボレーションも進行中です。福島県出身の男性アイドル、天道輝がリーダーを務める「DRAMATIC STARS」が磐梯町の「ばんだい名水大使」として就任し、地域活性化に向けた様々なイベントを共同で企画していく予定です。

このコラボ未公開の新グッズやノベルティの展開が考えられ、ふるさと納税の返礼品としても新たな魅力を創出していくことでしょう。