クラスターメタバース研究所がCEDEC2026に登壇決定
2026年7月22日から24日の3日間、横浜で開催される「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2026(CEDEC2026)」にて、クラスター株式会社設立のメタバース研究所がメタバース内のAIエージェントに関する研究成果を発表します。これにより、昨年のCEDEC2025に続く2年連続の登壇が決まりました。
セッション内容
本セッションでは、LLM(大規模言語モデル)ベースのAI NPCが初心者の定着率を向上させるためのメカニズムについて詳しく解説します。実際の商用メタバース「cluster」内で行われた5,000人規模の調査に基づくと、AI NPCと接触した新規プレイヤーの滞在時間が約2.2倍に向上し、AIとの接触日数が1日増えるごとに次回のログイン率が33.5%向上しました。これらの結果は、AI NPCが「顔なじみ」として機能し、プレイヤーの定着を支援することを示しています。
さらに、本セッションでは「対話型知識獲得ループ(CKAL)」を通じて、プレイヤーとAI NPCの協力体験を設計する方法についても触れます。この技術により、AIは「全知全能」ではなく、プレイヤーとともに成長する体験を実現します。これにより、AI NPCがどのようにしてプレイヤーの達成感を損なわずに効果的にサポートできるかが明らかになります。
講演者と共同研究者
本セッションでは、メタバース研究所から柳川光理氏と廣井裕一氏の2名が講演を行います。また、テレビ朝日の研究チームや、東京大学を含む多様な学術機関の共同研究者が参加しています。
セッション詳細
- - セッションタイトル: 人と学び、また会いたくなるAI NPC
- - 日時: 2026年7月24日(金)15:00〜16:00
- - 形式: レギュラーセッション(60分)
- - 会場: パシフィコ横浜ノース G404
- - Webページ: CEDEC2026 セッション詳細
得られる知見
1.
初心者定着率向上のメカニズム: 大規模調査に基づき、累積的な関係構築が定着の鍵であることを解説。
2.
AI NPCとプレイヤーの成長: CKAL技術基盤を用いて、AIが動的に知識を獲得し、プレイヤーと共に成長するプロセスを紹介。
3.
協力プレイのUX設計: AI NPCの能力がゲーム体験に与える影響を定量的に評価し、達成感を損なわない設計指針を提示。
このセッションは、初心者の定着率の改善に関心があるプロデューサー、ディレクター、デザイナーや、AI NPCの実装に携わるエンジニアの方々にとって価値のある内容になっています。質疑応答の時間も設けられるので、参加者は直接講演者へ質問することができます。
CEDEC2026の詳細
- - 会期: 2026年7月22日(水)〜24日(金)
- - 参加方法: オンラインまたは現地(要チケット購入)
- - 会場: パシフィコ横浜ノース、オンライン会場
- - 主催: 一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会
- - 公式サイト: CEDEC2026公式サイト
クラスター株式会社は、メタバース技術の進化を加速させるために、研究開発の推進や共同研究を積極的に行っており、今回のCEDEC2026での発表はその一環となります。