Unreal Fest 2025
2025-11-26 17:05:29

Unreal Fest Tokyo 2025、最新技術を集結した創造の祭典が開催

大規模なイベント『Unreal Fest Tokyo 2025』が幕を開ける



Epic Gamesが手掛ける公式イベント『Unreal Fest Tokyo 2025』が、2025年11月14日から15日の2日間、TAKANAWA GATEWAY Convention Centerで開催されました。その規模は過去最大を記録し、約1,800名の参加者が集まり、多様な産業が集う創造的な交流の場になりました。

幅広い分野からの参画


年々進化を遂げるUnreal Engineを中心に、ゲーム開発だけでなく映像、建築、モビリティ、さらには宇宙関連のテーマまで、多種多様な参加者が活躍する様子は圧巻でした。基調講演に立ったCEOのティム・スウィーニー氏と日本代表の河崎高之氏は、Unreal Engineを利用した新たなユースケースについて深く掘り下げると共に、未来のビジョンを示しました。

基調講演の内容


初日には、ティム・スウィーニー氏による基調講演が行われ、Unreal Engine 6への進化や、オープンなクリエイターエコシステムの重要性が強調されました。特に、MetaHumanやRealityScan、Twinmotionといった新機能は、クリエイティブ産業全体に革新をもたらすとされ、開発者にとっては非常に刺激的な内容となりました。

スウィーニー氏は、88%の利益分配モデルを掲げるEpic Games Storeについても触れ、さらに2026年にiOS端末向けのストア展開を予定していることを明らかにしました。これにより、参加者たちは新たなチャンスを見逃さないよう注視しています。

Fortniteの発展


講演では、Fortniteがクリエイターエコノミーにおいてどのように成長を遂げているのかも報告され、Unreal Editor for Fortnite(UEFN)が生んだ作品が累計で100億時間以上プレイされたことに言及されました。この事例はクリエイターが独自の経済圏を構築できることを示しており、会場は熱気に包まれました。

日本市場のユースケース


日本市場におけるUnreal Engineの多様な活用事例も紹介され、特に自動車産業での採用が目立つとされました。Sony Honda Mobilityが展開する「AFEELA 1」では、HMIの開発にリアルタイム3D表現を活用しています。また、映像分野ではVTuberの3Dバーチャルライブや、Fortniteのトレーラー映像が具体例として挙げられ、業界の先端を行く事例の数々に参加者たちは大いに刺激を受けました。

イベントのハイライト


今年のイベントは、全国から集結したUnreal Engineコミュニティの協力により、北海道から大阪、九州など計7か所にサテライト会場が設けられました。参加者たちは地方のコミュニティとリアルタイムで交流し、情報を共有する新たなスタイルも実現しました。

今後の展望


Unreal Fest Tokyo 2025はその名の通り、Unreal Engineの未来を見据えた重要な場となりました。アーカイブ映像は後日公式YouTubeチャンネルで公開される予定ですので、参加できなかった方もぜひチェックしてみてください。

公式YouTubeチャンネル:Unreal Engine JP
さらに、公式サイトも要チェックです。

Unreal Fest Tokyo 2025の公式サイト

このイベントを通じて、Unreal Engineの持つポテンシャルを再確認し、クリエイターたちがどのようにこの技術を活かし新たなコンテンツを生み出すのか、今後の動向が楽しみです。


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