自作ゲーム『エターナルハンド』が見せる新たな可能性
エターナルハンド開発は、7月21日にオリジナルAI搭載ゲーム『エターナルハンド』のアリーナパーティ投稿数が1200件を突破したと発表しました。また、ユーザーが生成したシナリオ数も50件に達し、わずか4ヶ月でこのコミュニティが急激に成長しています。このゲームは、プレイヤーが自由にキャラクターやシナリオを作り、共有できるプラットフォームを提供。本記事では、その革新性や魅力を詳しく紹介します。
ゲームの概要と特徴
『エターナルハンド』は、AIがプレイヤーのオリジナルキャラクターの行動や会話を生成し、様々な物語を展開するゲームです。戦闘から恋愛、日常生活に至るまで、色とりどりの展開がAIによって自動生成されるため、プレイヤーは無限の物語体験を味わうことができます。また、アリーナモードでは他のユーザーが作成したキャラクターと対戦することが可能で、AIはその戦いの様子を生成し、リアルタイムでセリフや行動をテキストで出力します。
キャラクター作成の自由度
特に魅力的なのは、キャラクター作成の自由記述欄です。プレイヤーは、最大3000文字まで自分のアイデアを反映することができ、たとえば、歌って踊る猫のアイドルや、学校の試験に挑む舞台キャラなど、想像力次第で様々なキャラクターを創ることが可能です。これにより、各プレイヤーの個性やクリエイティビティが『エターナルハンド』の中で生き生きと展開されます。
継続的なシナリオ体験
シナリオモードでは、長期記憶を実装したパーティによって、他のプレイヤーとの交流を持ちながらさまざまなシナリオを継続的に楽しむことができます。これにより、ユーザーはその都度異なる物語を楽しむことができ、アンコールしたくなる魅力があります。
ライフモードでの箱庭体験
ライフモードでは、RPGツクール風の見下ろし型の箱庭で、AI搭載のキャラクターと交流しながら町を構築することも可能です。この独自システムもゲームのファン層を急激に拡大させている要因の一つと言えるでしょう。
アップデートの頻度とコミュニティの活動
エターナルハンドは発売以来、70回以上のアップデートを実施しており、機能強化や新要素の追加が続けられています。公式DiscordサーバーやX(旧Twitter)上のハッシュタグ(#エターナルハンド)では、ファンによる活発な投稿が目立ち、独自キャラやシナリオが次々と紹介されています。特に「存在しない町」の友人救出シナリオなど、創造的なコンテンツが多く投稿されていることからも、ゲームのコミュニティの熱量が伺えます。
重要事項と購入方法
このゲームを楽しむには、Google AI Studioにて取得できる無料のAPIキーが必要です。さらに、オンライン機能を利用するためには月額500円の課金が必要ですが、最初の二週間は無料で遊ぶことができます。
作者からのメッセージ
開発者のすめらぎ(@marudog_01)は、「ファンの皆さんからの投稿が1200を超えました。多くの方に熱心に遊んでいただけて感謝しています。今後もアップデートを続け、さらなる進化をしていきます。」とコメントしています。
『エターナルハンド』は、BOOTHにて1000円で販売中です。また、無料体験版も用意されていますので、ぜひ公式Xアカウント(@eternal_hand)をチェックしてみてください。
公式情報
- - ジャンル: AI生成型アドベンチャー / 箱庭シミュレーション
- - プラットフォーム: PC(Windows)
- - 公式サイト: エターナルハンド