講談社がRobloxで新たなコンテンツを創出する「ROBMIX」プロジェクト
講談社クリエイターズラボは、電通グループ、株式会社電通、GeekOut株式会社との連携により、新しいプロジェクト「ROBMIX」を始めることを発表しました。このプロジェクトは、世界的に人気を誇るソーシャルプラットフォームRoblox上での新規知的財産(IP)の創出を目指すものです。Robloxとは、ユーザーが自由にゲームを作成し、楽しむことができるプラットフォームであり、毎日9000万人以上のユーザーが訪れています。
新たなIPの創出
「ROBMIX」では、Robloxを基盤にしたキャラクターや世界観の創出を行い、それをマンガなどへも展開していきます。Robloxのユーザー層は若年層が中心で、特に13歳以下のユーザーが約4割を占めています。これにより、将来のコンテンツ開発の原石が埋もれていることが期待されています。
既存IPのRobloxでの展開
また、プロジェクトの一環として、既存IPをRoblox上での新たな形に再構築し、独自の体験を提供することも目指しています。これにより、既存のファンに新鮮な体験を提供するだけでなく、新たなファン層の獲得を狙います。
クリエイター支援
講談社クリエイターズラボは、次世代のRobloxクリエイターの発掘・支援にも力を入れます。編集者としてのノウハウを活かし、クリエイターたちと共に成長できるような環境を整え、伴走支援を行います。これにより、クリエイターたちが自分の作品を国際的に発信することができるステージを提供します。
メディアミックス戦略
さらに、プロジェクトではRoblox上で人気を博している作品をマンガ化や書籍化、グッズ展開といったクロスメディア戦略にも取り組む予定です。これにより、Robloxにおける人気コンテンツを幅広いメディアでサポートし、より多くのユーザーに届くようにします。
グローバルに活躍するために
講談社は、自社のクリエイティブを国内外で広めることを目指しており、将来的には他国のクリエイターとも積極的にコラボレーションを進める方針です。次世代のクリエイターを支えながら、日本のコンテンツが世界的に影響を持つような土台を築くために、挑戦を続けていきます。
「ROBMIX」プロジェクトは、単に新しいコンテンツを作るだけでなく、次世代のクリエイターと共に未来を切り開く大きな一歩となることでしょう。今後の展開において、多くの新たな才能が発掘されることが楽しみです。
クリエイターズラボについて
講談社クリエイターズラボは、2021年6月に創立されたR&D部署で、様々なジャンルのクリエイターとの接点を持ち、多彩なコンテンツを世に送ることを目指しています。インディゲームからマンガ、映像制作に至るまで、幅広い分野でクリエイターの夢を実現するお手伝いをしています。これからも、新たな才能の発見や支援に力を入れていく予定です。