参加型社会貢献ゲーム「PicTrée」がWebX2025に登場
Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.(DEA)が開発した参加型社会貢献ゲーム「PicTrée」が、2025年8月25日から26日にかけて東京で開催された「WebX2025」に出展しました。このイベントは、Web3に関連する企業や専門家が集結し、情報交換を行う場として注目されています。
DEAは「社会貢献を、熱狂的なゲームに変える」をテーマに、WebX2025への出展を目的として新たなパートナー獲得や広範な認知拡大を狙いました。「PicTrée」は、電柱やマンホールなどのインフラ設備を撮影し、その数や距離を競う形式のゲームです。このゲームは、地域観光や社会貢献といったさまざまな要素を兼ね備えたインタラクティブな体験を提供します。
ブースでの盛り上がり
ゼレンタでの展示は多くの来場者を引き寄せ、特に学生やクリエイター、業界関係者が多く訪れました。来場者はゲームを体験しながら、オリジナルのクリアファイルを手に取り、「おもしろい!ダウンロードしてみます」といった声を寄せるなど、高い関心を集めました。
さらに、会場では毎年恒例のトークセッションも行われ、業界の有識者たちが集まり、「PicTrée」の社会的意義や企業との連携について具体的に説明しました。電力や通信業界の専門家も参加し、インフラ設備の点検などの実践的な利用などについて意見を交換しました。
参加型ゲームの意義と今後の展望
「PicTrée」は、インフラの保全に参加できる仕組みや、地域観光を促進する新たな手法として評価されています。これにより、数多くの企業および自治体との協力に道を開く可能性があります。DEAは「PicTrée」の展開を通じて、地域社会への貢献を目指しており、今後の開発に対する期待が高まっています。
トークセッションのゲスト陣
今回のイベントには多様なゲストが登壇し、ディスカッションが行われました。中でも、NTT-MEの河井優里氏や、TIS株式会社の村上浩文氏など、各分野のエキスパートが集まり、彼らの知見が参加者に豊かなインサイトを提供しました。このセッションは、企業の連携や社会的貢献に対する具体的なビジョンを示す場となりました。
経済活動との融合
DEAは、WebX2025のサイドイベントとして事業戦略説明会も開催しました。ここでは、シンガポールから日本法人化の計画や2028年の上場戦略についても触れられ、「障がい者バーチャル就労」など、さまざまな社会課題解決に向けた取り組みが発表されました。「PicTrée」をはじめとする新規サービスの開発とともに、DEAは独自暗号資産DEPを活用した新しい経済圏の創出も視野に入れています。
まとめ
DEAの「PicTrée」は、ゲームを通じての社会貢献の可能性を示す画期的な取り組みとして、WebX2025で注目を集めました。今後、地域貢献を重視した新しいゲームの展開が期待される中、このプロジェクトがどのように成長していくのか、引き続き注目していきたいと思います。