新たに誕生したeスポーツ拠点、LCP Arena
ライアットゲームズとキャリーインターナショナルが共同で新設した「League of Legends Championship Pacific (LCP) Arena」が、台北市大同区でグランドオープンしました。この会場は、LCPの新たな常設拠点として設計されており、これから続くいくつかのイベントにおいてファンが直接熱戦を体感できる場となります。
オープニングイベントの盛況
オープニングとなる祝賀イベントでは、今シーズンのLCP Kickoffで優勝したCTBC Flying Oysterにトロフィーが授与されました。会場には、Riot GamesやCarry International、その他のパートナー企業、さらにはプロチームの代表者たちが集まり、記念の横断幕に署名が行われました。この横断幕は会場内に展示され、訪れるファンにとっては特別な記念となることでしょう。
LCPのゼネラルマネージャーSean Oh氏は、「この地域にeスポーツの常設拠点を設けることが目標であり、その願いが実現し、ファンに質の高い体験を届けられることを嬉しく思っている」と話しています。彼はまた、開幕週の観戦券が初日に完売したことに触れ、観客を迎える日を心待ちにしていると、興奮気味に語りました。これにより、ファンの熱量や情熱が一体となり、eスポーツの体験がより特別なものになることでしょう。
会場の設計と機能
LCP Arenaは、MRT民権西路駅や主要バス乗り換え地点からアクセスしやすい立地にあります。200以上のLEDパネルを設置した最先端のディスプレイが採用され、観戦者には最高の視覚体験が提供されます。会場の収容人数は136席で、車椅子利用者のためのスペースも配慮されています。
また、Riot Gamesの公式グッズストアが併設されており、将来的にはLCP限定のアイテムも手に入る予定です。観客が楽しめるように各種フードやドリンクも豊富に取り揃えられ、観戦チケットがなくとも館内のショップや飲食エリアを利用できるのも大きな特徴です。観戦チケットは毎週水曜日の日本時間13時に販売開始され、具体的にはKKTIXのウェブサイトや台湾各地のファミリーマートで購入可能です。
LCP Mid Seasonについて
新たに開設されたこのアリーナでは、4月19日より「LCP Mid Season」が開幕します。各チームがMid-Season Invitational(MSI)への出場権を賭けて競います。オープニング戦では、MGN Vikings EsportsとFukuoka SoftBank HAWKS Gamingが対戦し、続いてLCP Kickoff決勝戦の再現となるCTBC Flying Oyster対Talonの試合が行われます。
公式ウェブサイトでは、LCPの最新スケジュールが随時更新されており、twitchやYouTubeでのライブストリーミングも魅力の一つです。これからこのアリーナがいかにLCPの発展に寄与し、地域のeスポーツが盛り上がっていくのか、期待が高まっています。
結論
LCP Arenaのオープンは、台北におけるeスポーツシーンの新たな幕開けであり、より多くのファンとの交流を深め、リーグがさらなる発展を遂げるための重要なステップです。今後、この場で繰り広げられる数々の試合を通じて、LOLeスポーツの魅力が一層広がっていくことでしょう。