TESの光学技術
2025-01-30 20:23:24

光学技術の新時代を切り拓く!TESがPhotonics West 2025に出展

光学技術の新時代を切り拓く!TESがPhotonics West 2025に出展



株式会社東海エンジニアリングサービス(TES)は、2025年1月末に開催される世界最大の光学産業展示会「Photonics West 2025」に出展することを発表しました。この展示会は、最先端の光学技術が一堂に会する場であり、同社は自社の革新技術を広くアピールする絶好の機会と捉えています。

光学産業の集大成、Photonics West


Photonics Westは、サンフランシスコで開催され、自動運転技術や宇宙開発、量子コンピューティング、AR/VRなど、様々な分野の最先端テクノロジーが集結する展示会です。70カ国以上から24,000名を超える研究者やエンジニアが参加し、100以上のワークショップが開催されるこのイベントは、未来の光学技術を決定する場として重要な役割を果たしています。

昨年の展示会では、世界的なテクノロジー企業から次世代ARデバイスの開発オファーを受けるなど、多くのビジネスチャンスが訪れる場所でもあります。TESもこの流れに乗るべく、新たな試みに挑戦する姿勢を強めています。

超精密加工技術の粋、フッ化カルシウム製レンズ


TESの展示内容の中でも特に注目されるのが、京都工場で開発された「フッ化カルシウム製レンズ」です。このレンズは、次世代の光学機器に革新をもたらす可能性を秘めています。フッ化カルシウムは、全ての波長の光を透過する特性を持っており、特に紫外線領域での透過性が優れているため、高出力レーザーや8Kカメラなど、高精度の光学機器には欠かせない材料となっています。

特に、半導体製造装置向けの「シリンドリカルアレイレンズ」は、細かい円筒形状を無数に配置した非常に精密な光学部品です。このレンズは、従来の光学材料とは異なり、金型成形が難しいため、製造には高度な技術力が求められてきました。

会社文化が生み出したブレークスルー


TESでは、若手エンジニアによる大胆な発想が積極的に奨励されています。30代のエンジニアが新たな工法と工具を開発し、難加工材であるフッ化カルシウムの製造に成功したのです。この新技術は、従来の方法を超える精度と仕上がりを実現し、製造時間の大幅な短縮を果たしました。

このエンジニアは「実績を積むよりも大胆にチャレンジすることで、早く解に到達できました」と自身の成功を振り返ります。TESのこのような文化は、新たなイノベーションを生み出す土壌となっています。

新しい仲間との出会いを期待


TESでは、次世代の光学技術を共に創造する情熱あるエンジニアを募集しています。経験は不問で、新しい技術への挑戦に意欲的な方の応募を心よりお待ちしております。光学技術の進化に興味がある方は、この機会にぜひ応募を検討してみてください。

  • ---

お問い合わせ先:
株式会社東海エンジニアリングサービス
広報井口祐介
TEL: 075-963-6307
公式サイト


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: 東海エンジニアリング 光学技術 フッ化カルシウムレンズ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。