PONOS RACINGの決断
2025-09-01 17:42:40

PONOS RACINGがGT World Challengeでの表彰台を辞退した理由とは

PONOS RACINGがGT World Challengeで見せた勇気ある決断



ポノス株式会社が運営する「PONOS RACING」は、8月31日に開催されたGT World Challenge AsiaのJapan Cup ラウンド6におけるレース2で、優勝チームとしての表彰台への上陸を辞退するという決断を下しました。この決定の背景には、レース運営に対する強い抗議と公平性を求める思いが込められています。

ラウンド5のトラブル



この決断に至った経緯は、ラウンド5でのレース1にさかのぼります。レースのスタート直後、技術的な問題が発生し、チームはピットレーンからのスタートを余儀なくされました。さらに、後に再度のピットインを行い、ガレージ内で調整作業を行った際、SROのテクニカル・スクルティニアから驚くべき指示が下されます。「再出走は禁止」というものでした。これにはチームメンバーも驚きを隠せず、誤った指示であると強く抗議しました。しかし、その抗議は受け入れられることはありませんでした。

チャンピオンシップポイントの喪失



その結果、PONOS RACINGはレース1の残り約10分間の走行ができず、貴重なチャンピオンシップポイントを失うと同時に、翌日のレース2に向けた重要なデータを取得する機会も失いました。このような状況に直面したチームは、これが如何に不当であるかをSROに伝え、確認を行いました。その結果、SRO側から「ルールを理解していなかった」との謝罪がありましたが、実質的な是正措置は講じられませんでした。

このイベントに対してPONOS RACINGは、レース運営側に必要な対策を求めましたが、具体的な回答は得られず。そこで、重要なファンへの感謝のしるしである表彰台登壇を辞退することで、抗議の意思を示すことにしたのです。

表彰台辞退の意義



PONOS RACINGによる表彰台辞退は、決してファンや他の競技者、チームに向けたものではありません。むしろ、モータースポーツにおける公平性、適切なルール適用、及び説明責任を守るための苦渋の決断だったと強調しました。このような状況において、表彰台に立つことは、誠実さや競技の精神に反するものと感じたのです。

今後への願い



PONOS RACINGは、今後もプロフェッショナルとして、誠実な競技を続ける意志を強く表明しています。この問題が正しく解決され、信頼できる安定したレース運営が実現されることを切に願っています。また、企業としてもモータースポーツの振興に寄与し、ファンに喜びを提供することに努めていく決意を新たにしました。

企業としてのポノス



ポノスは1990年の設立以来、ゲームを通じてエンターテインメント文化の発展に貢献してきました。「求められるものは創らない、それ以上を創り出す」という理念のもと、オリジナルゲームの開発を中心に事業を展開しています。代表タイトル『にゃんこ大戦争』は累計100億ダウンロードを超え、多くのファンに親しまれています。このように、ポノスは今後も競技の楽しさや感動を伝え続ける存在でありたいと考えています。


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