THE COREとSBIホールディングスが新たな資本業務提携を締結

新しい時代の幕開け

株式会社THE CORE（以下「THE CORE」）とSBIホールディングス株式会社（以下「SBIホールディングス」）が新たに資本業務提携を結んだ。これにより、SBIはTHE COREの第三者割当増資を引き受けて34%の資本参加を行うこととなった。両社はその強みを生かして、今後のゲームやエンターテインメントの新たな展開を模索していく。

提携の背景

THE COREは先端のCG映像制作を展開しており、傘下にはゲーム開発スタジオやサウンドデザイン文句などが存在する。特に、ゲームや映像制作を一貫して手掛ける制作体制を強みとし、『鬼滅の刃』をはじめとした多数のヒット作にも関与している。最近では、Netflixの『機動戦士ガンダム復讐のレクイエム』の共同制作で国際的な評価を得るなど、規模と影響力を拡大させてきた。

一方、SBIホールディングスもまた金融サービスやメディア事業において積極的に展開し、先端技術と結びつけた新たなビジネスモデルを構築している。この度の提携は、両社が持つノウハウを融合させて、革新的なエンターテインメント事業の創出を目指すものである。

今後の施策

提携による具体的な施策として、主に以下のようなシナジーを見込んでいる：

- 新規ゲームの共同開発

世界市場を想定したパソコンおよび家庭用ゲーム機向けのゲームを共同で開発し、さらにブロックチェーン技術やNFTの導入を通じて新たなユーザーエクスペリエンスを提供するWeb3ゲームも企画開発する。

- 新規事業領域でのコラボレーション

すでにTHE COREが運営しているゲーム作品へのNFT化やWeb3化を進めるほか、グローバル市場への展開支援としてローカライズやカルチャライズも行っていく予定だ。また、エンタープライズ向けサービスの合弁会社設立と、北米・ヨーロッパ・中東・アジアを対象としたインキュベーションファンドの共同組成も検討中である。