カプコンのデータ改革
2026-07-15 12:09:32

カプコン、データ分析基盤を刷新し業務効率を大幅向上

カプコン、データ分析基盤を刷新し業務効率を大幅向上



株式会社カプコンは、データ分析基盤の刷新を決定し、AIデータプラットフォーム「Snowflake」を利用した新しいシステムを導入しました。この改革により、レポート作成にかかる時間を約80%も短縮し、データ復旧時間も最大8時間からわずか2時間にまで減少することができました。

新基盤の目的と利点



カプコンは、227の国と地域で展開するゲーム市場での競争力をさらに高めるため、デジタル販売が全体の約90%を占める状況です。この背景から、急増するデータ量の管理と分析の効率化が求められていました。従来のリレーショナルデータベースでは性能低下や復旧の遅さが目立ち、効率化を急務と捉えた結果、日立ソリューションズと協力して新基盤を構築しました。

この新しいデータ分析基盤では、以下のような主な利点が実現しました:

1. データ共有の容易さ:新システムにより、各事業部門間でのデータ共有が円滑になりました。これにより、異なるチームが必要なデータを簡単に活用できるようになり、分析にかかる時間が大幅に削減されました。

2. 高速処理とスケーラビリティ: Snowflakeを基盤とすることで、大量のデータをスムーズに処理できる環境が整備され、AI予測ツールとの連携も容易になりました。

3. コストと運用負荷の軽減:従来のオンプレミスのBIツール環境から、すべてを「Tableau Cloud」に移行することで、二重ライセンスおよびサーバー運用の負荷を解消しました。

今後の展望



今後カプコンは、ゲームの販売データに加え、アミューズメント施設やプロモーションイベントのデータを統合し、さらに多角的で高度な分析を行う計画です。これにより、販売予測や異常検知の精度を高めることが期待されています。また、最新のAIエージェント技術を活用した、自然言語での問い合わせ対応にも取り組む予定です。

背景



ゲーム市場ではデジタル販売が急増しています。カプコンは、各地域での販売データやユーザー行動の変化を迅速に分析することが新たなコンテンツ開発や販売戦略に欠かせない要素となりつつあるため、データ基盤の見直しは必須でした。日立ソリューションズの支援を受け、カプコンはこの必要性に応えるためのパートナーを選びました。

お客さまの声



実際に今回のプロジェクトを担当したカプコン業務システム室の宮永浩次氏は「日立ソリューションズの技術力と組織力に信頼を寄せています。AI活用を含めたさらなるサポートを期待しています」とのコメントを寄せています。

まとめ



カプコンのデータ分析基盤の刷新は、単なるシステムの変更にとどまらず、同社のビジネス戦略全体に重要な影響を与えることでしょう。この取り組みが、今後のゲーム業界においてもどのような新たな価値を生むのか、非常に楽しみです。これからもカプコンの動向に注目していきたいと思います。


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