千葉県が制覇した全国都道府県対抗eスポーツ選手権2025
2025年11月22日と23日の2日間、滋賀県彦根市のプロシードアリーナHIKONEにて「全国都道府県対抗eスポーツ選手権2025 SHIGA」が開催され、千葉県代表が熱戦を繰り広げました。番組の目玉となる『eFootball™』部門で、家庭用ゲーム機部門のUDI選手とモバイル部門のえーおー選手が優勝を果たしました。彼らの奮闘が、千葉県にとってこの大会で初の総合優勝という快挙をもたらしました。
全国都道府県対抗eスポーツ選手権とは?
「全国都道府県対抗eスポーツ選手権」は、各地の予選を勝ち抜いた選手たちが県を代表して戦う日本最大規模のeスポーツ大会です。2019年から、国民スポーツ大会での開催地で実施されています。コナミデジタルエンタテインメントの人気サッカーゲーム『eFootball™』は、初回から競技タイトルとして採用されており、今年も家庭用ゲーム機とモバイルという二つのプラットフォームで選手たちが競いました。
決勝戦の激闘
決勝戦は、千葉県代表と熊本県代表の間で行われました。まず家庭用ゲーム機の部門で行われた第1試合では、世界王者であるUDI選手と2021年MIE大会優勝のくま選手が対決。地元の期待を背負う二人は、互いに攻防を繰り広げ、UDI選手が先制点を奪いました。その後、UDI選手の堅守によってリードを守り抜き、勝利を収めました。
続くモバイル部門の第2試合では、熊本県の竜巻選手が先に得点を上げるも、千葉のえーおー選手が追いつき、最終スコアは2-1。これにより千葉県代表が見事な優勝を果たしました。
選手たちの喜びの声
優勝を達成したUDI選手は、「本当に嬉しい。今回は2人で力を合わせて、初めての優勝を掴めたことが幸せです」と語りました。一方、えーおー選手は「試合の内容はあまり良くありませんでしたが、UDI選手が先に点を取ってくれたおかげで、リードを守れたのが良かった」と振り返りました。
イベントの盛り上がり
大会では試合の他に、人気インフルエンサーとの対戦や、参加者がグッズを獲得できるじゃんけん大会なども実施され、多くの来場者にeスポーツと『eFootball™』の魅力を届けました。これらのイベントは、地域の方々とのつながりを深め、さらなるeスポーツの普及に貢献しています。
今後の展望
コナミデジタルエンタテインメントは、今後もeスポーツを通じて、楽しい体験を提供し続ける方針です。『eFootball™』シリーズは1995年から続く長寿タイトルで、国内外のさまざまな大会で競技タイトルとして評価されています。国際サッカー連盟(FIFA)との協業により、2024年からは「FIFAe World Cup™」の競技タイトルにも採用されるなど、ますますその影響力を拡大しています。これからも、eスポーツの世界から目が離せません!