zunŌwが国際会議ICCPA 2025で日本のSTEAM教育を紹介

zunŌwが国際会議「ICCPA 2025」で日本のSTEAM教育を発表

2025年6月、ブルネイ・ダルサラーム大学で開催された国際会議「ICCPA 2025」において、株式会社warmoriaの代表であり、STEAM教育教室zunŌwを運営する平野智史が登壇しました。この会議は、STEAM教育、AI教育、持続可能な教育をテーマにした国際的なイベントで、アジア各国の教育関係者が集まりました。

ICCPAの概要

ICCPA（International Conference on Curriculum, Pedagogy and Assessment）は、教育に関するテーマを扱う重要な国際会議です。この会議の主催者は、ブルネイ教育省およびUniversiti Brunei Darussalamであり、参加者は教育の最新動向を共有し合う貴重な機会となります。また、同時に開催された「UBD STEAM FESTIVAL 2025」では、各国の最新のSTEAM教育の取り組みが展示され、多くの見学者が訪れました。

zunŌwの発表内容とその反響

zunŌwは千葉県柏市を拠点に、未就学児から小学生を対象とした「遊びながら学ぶ」スタイルのSTEAM教育を提供しています。平野氏の発表タイトルは「Fostering Children's Autonomy through STEAM Education: Insights from zunŌw's Practical Cases」で、2年間にわたる実践データをもとに、子どもたちの主体性や論理的思考の育成について詳しく紹介しました。

発表後、日本のSTEAM教育が急速に普及している理由、公教育での活用方法、教育を開始する年齢に関する質問が寄せられ、会場の関心の高さが伺えました。また、マレーシア・ラブアン島の関係者とのオンライン交流もあり、国際的な関心が高まる様子を反映していました。

ラブアン島での教育プレゼンテーション

ブルネイ滞在中には、ラブアン島のトップ校を訪問し、現地の校長や教員に向けてzunŌwの教育モデルについて英語でプレゼンテーションを行いました。校長からは、理科実験の導入希望を示す反応があり、現地での教育にzunŌwの知見が生かされる可能性を感じさせる交流となりました。

今後の展開

株式会社warmoriaでは、zunŌwのフランチャイズ化を進めるとともに、全国の学校や地域施設に対するSTEAM授業の提供も進めています。現時点では海外展開は計画していないものの、国際共同研究などへの参加は積極的に行う方針です。

夏休み限定イベントのご案内

また、zunŌw流山おおたかの森校では、毎年好評を博している「夏休みSTEAMイベント」が2025年も開催されます。具体的には、理科実験の「チョコレート火山」と防災ワークショップ、包装資材「プチプチ®」を使用した創造体験イベント、自然の温もりを感じられる「木育」アートワークショップの3大イベントが予定されています。多様なSTEAMの要素を取り入れた特別企画として、五感を使った学びを楽しむ機会が提供されます。

詳細は公式サイトでご確認ください：zunŌw公式サイト