メタバース教育の新時代：大阪電気通信大学とクラスターの連携始動

クラスター株式会社と大阪電気通信大学がメタバース領域における産学連携を開始し、今後の教育やクリエイティブな活動を革新することが期待されています。2026年度のデジタルゲーム学科の開設に向けて、学生たちは実際のプロジェクトに参加しながら、違った視点で学ぶ機会を手に入れます。この取り組みは、ただの教室の枠を超え、メタバース空間にその活動の場を移すことで、多様な学びを育む場としての機能を果たすことを目指しています。

産学連携の詳細

この連携のキーは「cluster」のプラットフォームです。ここでは、学生たちが単なる受講者としてだけでなく、積極的にクリエイターとして活動し、メタバースの世界を構築していくことができます。具体的には、ワールド制作やイベント企画・運営に参加することができ、これはまさに実践的な学びの場を提供することにつながります。これは学生たちのクリエイティブな力を引き出し、未来のデジタル人材育成に資するものです。

第三のキャンパスの構想

さらに注目すべきは、寝屋川キャンパスと四條畷キャンパスに続く「第三のキャンパス」がメタバース内に建設される構想です。この新たな拠点は、学生や教職員のみならず、外部のパートナーとも交流できる場所として利用されます。これによって、知識の共有や新しいアイディアの発信が促進され、キャンパスライフに革新がもたらされることでしょう。

オープンキャンパスでの特別講演

この連携を祝して、2025年7月13日には、大阪電気通信大学の四條畷キャンパスでオープンキャンパスが開催されます。このイベントでは、クラスター社のCEOである加藤直人氏による特別講演が行われるほか、体験授業として「バーチャルアバターを作ってメタバースを探索しよう！」というストーリー性を持たせた学びのコンテンツも提供される予定です。