大分市×Fortniteによる新たな観光体験の誕生
大分市と人気ゲーム「Fortnite」のコラボプロジェクト、第二弾『大分×府内城 学びのスタンプラリー』がついに公開されました。このプロジェクトは、株式会社オープンハウスグループのグループ会社である株式会社モンドリアンとおおいた未来まちづくり株式会社が共同で制作したもので、2025年に公開された第一弾『府内城DOMINATION』の成功を受けてのものです。
第一弾の成功
前回のMAPは、別府八湯温泉祭や大分大学文化祭などで利用され、日本最大級のメタバースアワード『EXPO MCA』では「プレイヤーのおすすめ賞」を受賞するなど、多方面で注目を集めました。この成功を受けて、今回の第二弾はさらに多くの利用者に広がりを持たせるために設計されています。
旅行者でも楽しめるカジュアルな体験
この新しいMAPは、特に「FORTNITE初心者」にも親しめる内容に仕上げられています。戦闘要素を排除し、シンプルな操作から始められるため、子供から高齢者まで幅広い年齢層が楽しむことができます。また、プレイヤーはゲーム内で実際に府内城や大分市の魅力を体験しながら知識を深めることができます。
船で巡る楽しみ
ゲームを進めることで南蛮船に乗り込み、府内城周辺を探索する魅力的な体験が提供されます。南蛮文化を背景に持つ大分市という地域の特性を活かし、訪れる人々に「この場所を実際に訪れてみたい」という好奇心を呼び起こす仕掛けが盛り込まれています。
地域との連携
このスタンプラリーは、地域の団体や企業とも連携して活用されています。観光促進や地域活性化、さらには教育や交流の活動としても活用できるため、さまざまなイベントや催しに対応しており、地域の人々に無料で利用してもらえることを目的としています。
モンドリアンの地域創生プロジェクト
モンドリアンは、国土交通省の3D都市モデル「PLATEAU」を活用し、Fortnite内で日本各地の街並みを再現するプロジェクトを進めています。これまでに発表されたメタバース空間には、大分県の府内城や熊本県の菖蒲まつり、さらには新潟県の商店街などが含まれています。これらのプロジェクトは、地域の観光促進や学びを提供するための多角的なアプローチを行っています。
おおいた未来まちづくり株式会社について
おおいた未来まちづくり株式会社は、地域の歴史や文化を未来へつなげるプロジェクトを展開し、メタバースを活用した新たな都市体験の創出を目指しています。デジタル技術を活用した取り組みは、教育・観光・eスポーツなど、多方面にわたる利用が期待されています。
まとめ
大分市とFortniteの新プロジェクトは、単なるゲーム体験にとどまらず、地域の活性化や観光振興への貢献を目指しています。プレイヤーが府内城や大分市の魅力を楽しみながら学べるこの新しいスタンプラリーは、地域に根ざした新たな体験として多くの人々に愛されることを期待しています。実際に体験することで、地域の魅力を改めて感じることができるでしょう。ぜひ、体験してみてはいかがでしょうか。