オタクに聞いた、サブスクリプションの実態
2025年に30周年を迎える株式会社インターリンクが実施した「あなたが選ぶオタク川柳大賞」と連動したアンケート調査の結果が発表されました。今回の調査は、オタク文化に関心のある6,228人を対象に、動画配信、音楽配信、電子書籍、ゲームに関する月々のサブスクリプション(以下、サブスク)利用状況に焦点を当てています。
調査概要
調査は2024年10月10日から2025年1月13日まで行われ、年代を問わず、10代から80代以上の男女から有効な回答を得ました。調査方法はインターネットによる任意回答形式で、参加者は自由に意見を述べることができました。
サブスク代の実態
調査の結果、月々のサブスク代の63%が「3,000円未満」であることが明らかになりました。具体的には、以下のような内訳が示されました:
- - 3,000円未満…2,474人
- - 0円…1,508人
- - 3,000円以上~5,000円未満…720人
- - 不明(忘れた)…530人
- - 5,000円以上~10,000円未満…479人
- - 10,000円以上~30,000円未満…379人
- - 50,000円以上…81人
- - 30,000円以上~50,000円未満…57人
この結果からもわかるように、多くのオタクが比較的手頃な価格のサブスクリプションサービスを利用していることが伺えます。中には無料でサービスを楽しんでいる方も多いようです。
登録件数はどのくらいか?
次に、各参加者が登録しているサブスクの件数も調査されました。その結果、以下の結果が得られました:
- - 3個未満…2,803人
- - 0個…1,495人
- - 3個以上~5個未満…872人
- - 不明(忘れた)…498人
- - 5個以上~10個未満…436人
- - 10個以上…124人
このデータからは、多くのオタクが3つ未満のサービスを利用していることがわかります。数多くのサービスが登場する中で、どれに登録し、どれを選ぶかが決定的ではないようです。
年齢層の分析
この調査は年代別でも興味深い結果を示しています。以下は年齢層別の回答数です:
- - 40代…1,682人
- - 30代…1,121人
- - 50代…1,059人
- - 60代…810人
- - 20代…685人
- - 70代…436人
- - 10代…311人
- - 80代以上…124人
特に40代の参加者が多く、この年代はサブスク利用に対して積極的な姿勢を見せています。一方で、若い世代は少なめで、これからの成長が期待される分野かもしれません。
結論
今回の「オタク川柳大賞」に絡む調査から、多くのオタクが手頃な価格でサブスクリプションサービスを利用していることが伺えました。このデータを通じて、今後のサブスクビジネスの動向に注目が集まります。また、参加者の中から抽選でプレゼントが当たる企画もあり、今後のオタク文化への関心を高める要素があります。
引き続き、インターリンクの動向に注目していきましょう。