ROCKFISH Gamesが新たな開発へ向けて飛躍
ドイツ・ハンブルクに拠点を置く独立系ゲームスタジオROCKFISH Gamesが、同社の人気シリーズ『EVERSPACE』の最新作に向け、ドイツ政府から800万ユーロという大規模な助成金を受給したことが発表されました。この助成金は、過去10年間でドイツ国内のゲームスタジオが受け取った中で最大規模とされ、今後5年間にわたり支給される予定です。
ROCKFISH GamesのCEO兼共同創設者であるマイケル・シャーデ氏は、助成金を受けることができたことを光栄に思うと語り、彼のスタジオが過去10年間に渡りドイツのゲーム業界におけるリーダーとして活動してきたことを強調しました。彼はまた、ビデオゲームの制作に対する投資がドイツのゲーム開発の地位を確立するための重要な要素であると述べています。
『EVERSPACE』シリーズの進化
『EVERSPACE』は2015年にクラウドファンディングでスタートし、シリーズ第1作目は240万本以上の販売を記録しました。この宇宙戦闘シリーズは、その操作性と壮大なSF世界観、さらに深いシステムデザインが多くのファンに支持されています。最新作『EVERSPACE 2』は、2024年のドイツ最大のゲーム賞イベント「Deutscher Computerspielpreis」にて、最優秀ドイツゲーム賞を受賞しました。
助成金をもとに開発されたDLC『EVERSPACE 2: Wrath of the Ancients』では、4つの新しい星系や新型宇宙船、クリア後のストーリーが追加され、ゲームの世界がさらに拡大しました。これも25人以上の開発者やアーティストの努力による成果です。
日常生活とクリエイティビティの両立
シャーデ氏は、独立系スタジオであることが持つクリエイティブな自由を強調し、開発チームやプレイヤーのフィードバックへの迅速な対応が可能になっていることを述べました。彼は、チームの成長や新しいゲーム体験を提供するためにこの助成金が重要であると感じています。さらに、この支援がROCKFISH Gamesにとって競争力を維持し、長期的な安定に寄与する基本的な要素になるとの考えを示しました。
ドイツにおけるゲーム産業の重要性
ドイツ連邦研究・技術・宇宙省(BMFTR)は、ゲーム制作やプロトタイプ開発に対し最大50%の助成を行っています。助成金の上限はプロジェクトごとに異なりますが、ROCKFISH Gamesは過去にも本制度を利用し、『EVERSPACE 2: Titans』や『EVERSPACE 2: Wrath of the Ancients』の開発資金を獲得しています。
BMFTRの助成金制度は、ドイツを主要なゲーム開発拠点として強化する取り組みの一環であり、年間予算も拡大されています。ROCKFISH Gamesは、この制度を利用しながら、独自のゲーム制作を続け、未来のファンに向けて新しい宇宙冒険を提供していくことになるでしょう。
結び
今後の『EVERSPACE』シリーズには新たな期待が寄せられています。この支援によりROCKFISH Gamesは、今まで以上に高品質なゲーム体験を提供することができるでしょう。ファンとしても、新たな宇宙の旅が待ち遠しい限りです。