ポケモンと工芸が出会う！愛知で特別展が開幕

ポケモンと工芸が交差する特別展「ポケモン×工芸展」

2025年4月26日から6月15日まで、名古屋市中区の松坂屋美術館で「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」が開催されています。この特別展では、ポケモンと工芸がテーマとなり、アートの領域に新たな風を吹き込む試みが行われています。

新作展示と目玉作品

愛知会場では、桂盛仁による《ブローチ/ペンダントマギアナ》や、池田晃将の《光晶亀甲飾箱》など、独特な表現と美しさを持つ新作が初披露されています。これらの作品は、ポケモンの魅力を工芸の視点で再創造したもので、来場者に新たな感動をもたらすことでしょう。

アートとゲームの融合

展覧会の目玉は、国内外で活躍する約20名のアーティストによって生み出された約80点の作品です。人間国宝から若手まで、各アーティストがポケモンをテーマにした独自の作品を披露しています。例えば、吉田泰一郎の《ミュウツー》や、須藤玲子の《ピカチュウの森》は、ポケモンの姿や動作、雰囲気を巧みに表現しています。

この展覧会では、ポケモンの「進化」や「交換」、「旅」など、ゲームならではの要素を工芸作品で表現し、アートとゲームが交差する美の世界を体感できます。来場者は、作品を通じてポケモンの持つ豊かなストーリーや感情に共鳴し、ワクワクや感動を味わえることでしょう。

開催概要とアクセス情報

展覧会は無休で51日間にわたり開催され、館内の開館時間は10時から18時までです。入館は閉館30分前まで受け付けており、一般料金は1,700円、高校・大学生は1,100円、小・中学生は600円で、未就学児は無料です。また、土日祝日に訪れる際は、日時指定のチケットが必要となりますのでご注意ください。

会場の松坂屋美術館へは、名古屋市中区栄3-16-1に位置し、アクセスも便利です。美しいアートの数々が揃うこの特別展は、親子連れや友人同士、カップルなど、誰もが楽しめる内容となっています。