2025年マンガIP市場調査、最新データと成果を発表
一般社団法人MANGA総合研究所(MANGA総研)が、「第2回マンガIP市場調査2025」の報告書を発表しました。この調査は、マンガを原作とするアニメやゲーム、グッズ、ライブエンターテイメントなど、様々な分野で展開されるマンガIPの市場に関する重要なデータを提供するものです。昨年のレポートでも、マンガ原作アニメの国内外収益や、人気作品の経済効果が明らかにされましたが、今年も新しいデータが盛り込まれています。
調査概要
販売開始は2026年2月20日からで、データ提供は3月2日から行われる予定です。今年の調査は、昨年のデータを基にしたⅠ~Ⅲ章に加えて、新たに第Ⅳ章が設けられています。
- - Ⅰ:マンガIPのグローバル市場規模
- - Ⅱ:IPパワーランキング
- - Ⅲ:個別IP調査
- - Ⅳ:米仏漫画市場調査
グローバル市場規模
調査の中で、マンガ・アニメIPのグローバル市場は約4兆円と試算され、前年比で9.7%の成長を遂げました。特に海外市場が全体の44%を占める1.8兆円まで拡大しており、配信や映画を通じた海外映像市場が前年比20%の成長を見せています。しかし、ゲーム市場は新作不足の影響で15.6%のマイナス成長を記録しました。
個別IP調査
さらに、人気作品『鬼滅の刃』『推しの子』『BLEACH』『文豪ストレイドックス』について、作品ごとの市場規模を詳しく調査しました。これにより、媒体別の収益やファン層の動向がより明確になり、マーケティング戦略の意思決定を支援する資料として活用されることが期待されます。
IPパワーランキング
この調査では、個別のマンガ・アニメIPを対象に認知度、ファン数、SNS人気、原作人気、収益力という5つの指標から評価し、ランキングを作成しました。このランキングは、国内外のファンやマーケットの動向を把握する上で非常に重要な指標となるでしょう。
米国とフランスの市場分析
また、米国とフランスにおける日本の漫画市場を調査し、各国の紙コミックと電子コミックの市場規模を試算しました。その結果、両国の合計市場規模は2000億円を超えるとされ、特に電子コミックの成長速度が注目されています。調査では、海賊版サイトの利用状況なども確認され、公式コンテンツへの課金状況とも関連付けて分析されました。
購入方法と報告会
『第2回マンガIP市場調査2025報告書』は、20万円(税別)で購入可能です。また、IMART2025の協賛法人には特別価格が設定されています。さらに、報告書購入者には3月9日に開催される報告会への参加機会も提供されており、データの活用に向けたディスカッションの場として期待されています。
MANGA総研は、マンガやアニメの文化的価値とビジネス展望を考察し、今後も業界の発展に寄与していく方針です。今後の調査結果にも要注目です。