新たなVR体験を提供するStretchSenseのモーキャプグローブ「Reality XR Game Glove」

StretchSenseの新たな挑戦

ニュージーランドのウェアラブルテクノロジー企業、StretchSenseから新しいモーキャプグローブ「Reality XR Game Glove」が登場しました。この製品は、VRやARの利用が進む中、特に注目されているアイテムです。一般向けに本日から予約販売が開始され、その革新的な機能が話題となっています。

Reality XR Game Gloveの特長

この新型グローブは、PC環境で動作するモーションキャプチャー機器で、32本の伸縮センサーを搭載しています。これにより、手指の動きを正確にキャッチし、HMDや外部カメラから手の位置が見えない場合でも、VRやAR空間にその動きが反映されます。

また、「Reality XR Game Glove」ならではの特筆すべき点は、従来のコントローラーで行っていた操作を、ハンドジェスチャーで行えるようになることです。これにより、コントローラーを持たずにVR空間内をスムーズに移動したり、メニューを操作したりすることが可能となります。

デモ動画で見る実力

現時点では、デモ動画も公開されており、その使い勝手の良さを視覚的に確認することができます。特に、新しいハンドジェスチャー操作がどのように行われるかを示している点が興味深いです。

拡張可能な機能

さらに、グローブにはIMU（慣性計測装置）が内蔵されています。これにより、専用のマウントを使用すれば、Tundra TrackerやVIVEトラッカー3.0を手の甲に取り付けることが可能です。これによって、さらに精密なトラッキングが実現され、VR体験の幅が広がります。

旧モデルとの比較

このReality XR Game Gloveは、過去に人気を博した「Studio Glove」と比較して、機能が大幅に向上しました。新モデルは価格も約3割安く、より多くのユーザーにとって手が届きやすい製品となっています。以下に、主な違いを比較表にまとめました。

機能	Studio Glove（旧モデル）	Reality XR Game Glove
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グローブの形状	指先露出型	指先露出型
伸縮センサーの数	16	32
ハプティックフィードバック	なし	あり
IMUの有無	なし	あり
トラッカー装着用マウント	付属あり	付属あり
素材	軽量伸縮素材	ニット生地
サイズ展開	3 (S/M/L)	4 (XS/S/M/L)
接続方法	無線通信（ドングル使用）	無線通信（Bluetooth）
接続距離	最大15m	最大5m
連続稼働時間	12時間以上	12時間以上
お手入れ方法	洗濯機OK	洗濯機OK
専用アプリ	Hand Engine Lite	新アプリ予定（不要）
価格	96,800円（税込）	68,200円（税込、発売記念）
保証期間	1年間	1年間

購入と今後の展開

「Reality XR Game Glove」は、希望小売価格68,200円（税込）で、2025年5月から出荷予定です。この製品に関する情報は、公式サイトや、取り扱い店舗で随時更新されます。また、VR関連イベントでデモも行われる予定ですので、詳細はStretchSenseの日本語Xアカウントをフォローすることで、最新情報を得ることができます。

StretchSenseについて

StretchSenseは、Sensor Holdings Limited社のブランドで、ストレッチセンサー技術を駆使して、ウェアラブルデバイスや機械学習を組み合わせたソリューションを提供しています。今後もその革新的な技術に期待が寄せられています。

また、StretchSenseの日本市場においては、株式会社IntoFreeが正規販売代理店として販売を行っています。これからのVR体験を一新する「Reality XR Game Glove」、その実力をぜひ体感してみてはいかがでしょうか。