位置ゲーが促進する健康的なライフスタイルとその魅力
2023年10月4日は「徒歩の日」。この日に合わせ、株式会社コロプラが実施した調査によると、位置情報を活用したゲーム、いわゆる“位置ゲー”のユーザーたちが健康志向を特徴づける興味深い結果が明らかになりました。
調査によれば、参加者の約9割が「1日に数回」位置ゲーをプレイしており、特に注目すべきは1日あたりの平均歩数です。ユーザーの4人に1人が日本人の平均を上回る「8,000歩以上」を歩いていることが分かりました。このことから、位置ゲーが楽しむだけでなく、日常の移動や運動を積極的に促進していることが伺えます。
位置ゲーの利用実態
調査データの詳細を見てみましょう。
1.
遊ぶ頻度: 約90%のユーザーが「1日に数回」位置ゲーを楽しんでいる。
2.
平均歩数: 日本人の平均より上回る歩数が4人に1人。
3.
プレイと歩数の関係: 頻繁にプレイするユーザーほど8,000歩以上を歩く割合が顕著。
4.
魅力: 52.2%が「観光・街歩きを楽しめる」と回答し、51.4%が「日常の移動が楽しくなる」、48.9%が「歩くモチベーションになる」と述べています。
5.
“あるある”: ユーザーの41.6%は普段歩かない距離を移動した経験があると回答。
6.
エピソード: 健康習慣や外出を促進する多くの声が寄せられました。
この調査は、コロプラの位置ゲーがもたらすライフスタイルの変革や、身体的健康への貢献を証明しています。
健康への影響
結果には考慮すべき点がいくつかあります。まず、位置ゲーの設計には実際の移動がゲーム内での行動に影響する仕組みがあり、これがユーザーを自然に歩かせる要因になっていると思われます。
また、ユーザーからの自由記述コメントを見てみると、ゲームの利用が健康や生活習慣の改善に貢献した事例が多く見受けられました。
- - 成功事例: 「ゲームをきっかけにダイエットに成功した」といった具体的な成果や、「通勤時の運動不足が解消された」との声があります。
- - 新しい発見: 地名を覚えることができたり、外出の楽しさが増したというエピソードも寄せられており、ゲームが学習効果や社交性向上に寄与していることがわかります。
ゲームの実施背景
コロプラは2003年に位置情報を利用した最初のゲーム『コロニーな生活』を開発し、以来位置ゲーの先駆者として多くのファンに支持されています。このプラットフォームは単なる娯楽を超え、健康を促進する要素を持った新しい形のエンターテインメントとして広がってきました。
今回の調査は、位置ゲーがどのようにユーザーの日常にポジティブな影響を与えているかを示す貴重な情報源です。コロプラは今後も、「エンターテインメントで日常をより楽しく」との理念のもと、位置ゲーの魅力をさらに広めていくことでしょう。