職員室が再現!
2025-11-20 18:44:26

体験型展示「あの職員室」会期延長決定!特別な空間での再現する学校の思い出

体験型展示「あの職員室」が会期延長



東京・飯田橋で開催中の体験型展示、「あの職員室」が大好評につき、会期が12月7日まで延長されることが決定しました。多くの来場者から支持されているこの展示は、実際の学校跡地を利用し、15年前に存在した中学校の職員室を再現したものです。展示内容には、学級日誌や生徒の反省文、没収された私物など、3000点以上の資料が含まれており、来場者は自由にそれらを見て回ることができます。これにより、当時の雰囲気を実際に体験することができるのが、本展示の最大の魅力です。

展示の概要



展示は、2025年11月15日から12月7日までの期間中に開催され、毎日10時から21時まで開放されています。入場は20分ごとに行われ、約40分の体験時間が設けられています。会場は飯田橋の学校跡地、具体的には東京都新宿区揚場町2-28に位置しており、最寄り駅である「飯田橋」駅からは徒歩2分とアクセスも良好です。また、料金は週末が2500円、平日が2300円(税込)で、事前予約が必要です。

特設サイトは、こちらからアクセス可能であり、チケットの購入ページもリンクされています。ただし、延長会期分のチケットは、無くなり次第終了となりますので、早めの購入をお勧めします。

展示の意義とコンセプト



この展示は、特定の中学校が閉校する際の記憶に焦点を当てています。1954年に開校したこの学校は、最盛期には458人の生徒が在籍し、賑やかな教育の場として機能していました。しかし、生徒数の減少に伴い、2010年には閉校の運命を辿りました。この職員室には、15年前の出来事が色濃く残っています。生徒から先生へのメッセージ、授業で使用された物品、思い出の品々など、当時の学校生活を物語る遺物が多数展示されています。

来場者は、職員室に残された資料や物から、当時の学校の一コマを想像しながら、自分なりにストーリーを感じ取ることができます。展示はフィクションであり、実際の学校や人物とは無関係ですが、幻の学校生活を追体験することで、観覧者それぞれの中学生時代の思い出を呼び覚ますことでしょう。

会場の魅力



展示会場の内装は、実際に廃校となった他の学校から取り寄せた机や椅子、キャビネットなど、学校の備品が使われています。職員室のすべての部分が精巧に再現されており、物々しい雰囲気の中に情感があふれています。実際に触れたり、物色したりすることによって、訪れた人々はその場所の歴史を感じます。

特に、先生のデスクの引き出しやロッカーの中身、壁に張られた新聞、学級日誌など、展示物にはあらゆる角度からその背景にあるストーリーが隠されています。来場者は、ただ見るだけでなく、物の持つ意味を理解することで、中学校での一年間の記憶を掘り下げていく楽しみがあります。これはただの展示ではなく、鑑賞者が参加し、自らの視点で物語を体験することを可能にしています。

制作について



本展示は、過去に多くの話題を呼んだ体験型企画「#あの夏休み自販機」のチームによって制作されています。この前作では、多くの来場者が、20年前の夏休みの思い出に浸ることができる新感覚の体験を提供しました。「あの職員室」は、引き続き、観る人々の心を掴むことになるでしょう。

CHOCOLATE Inc.の企画担当者、小野寺正人氏は、「この展示によって、視覚だけでなく触覚でも歴史を感じてほしい」と語っており、来場者には各々の中学時代を思い出しながら、さまざまな体験を一緒に楽しんでもらいたいと願っています。この特別な展示を機会に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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