株式会社ジーゼが新会社「シリウススタジオ」を設立
2025年3月3日、株式会社ジーゼは新たにゲーム開発会社「株式会社シリウススタジオ」を設立することを発表しました。この新しいスタジオは、従来のコンシューマゲームに加え、VRやXR技術を用いたゲーム開発を推進し、グローバル市場での展開を目指しています。
シリウススタジオの設立目的とビジョン
シリウススタジオは、これまで数々の大ヒットタイトルを生み出した経験豊かなプロデューサーやクリエイターが集まったチームです。彼らは、コンシューマーゲーム業界やVR・XR業界での豊かな経験をもとに、ハイエンド向けのゲームコンテンツを開発しようとしています。
取締役副社長の入江秀樹氏は、60以上のゲームタイトルの開発・運営に関与してきた実績を持ち、取締役CPOの鳥山照之氏は『Bloodborne』や『Demon's Souls』といったAAAタイトルを手がけた経歴があります。これらの実績を生かし、シリウススタジオはユニークで魅力あるゲーム体験をユーザーに提供することを目指しています。
開発体制の特徴
シリウススタジオは、ジーゼとあまたというグループ会社の一員として活動しており、同社との密接な連携を強化することで、幅広いジャンルのゲーム開発に対応可能です。これにより、カジュアルなゲームからハイエンドなタイトルまで、多彩な作品を世に送り出す体制を整えています。また、総勢250名を超える開発者が在籍し、日本国内でも指折りの技術力を誇るVR・XR開発チームを形成しています。
経営陣の思い
ジーゼの代表取締役である鈴木智洋氏は、VR技術がエンターテインメント創出のカギであることを確信しており、コンシューマゲームの力強さも引き続き重要であると強調しています。シリウススタジオの設立により、これまで培ったノウハウを活かし、さらなる発展と新たな挑戦を目指すとしています。
取締役副社長の入江氏もまた、日本がエンターテインメント市場でのトップに立つ可能性を信じ、グローバルな視点で通用する作品を制作することに意欲を燃やしています。彼は、ユーザーが心から楽しめるゲームを提供することに全力を尽くすと語ります。
取締役CPOの鳥山氏は、ゲームが「遊び」を超えたエンターテインメントであると認識し、ユーザーの求める「心を動かす新しい体験」を常に追求すると語っています。これにより、シリウススタジオは感情を動かす唯一無二のゲームを生み出すことを目指しています。
結論
シリウススタジオの設立は、日本のゲーム開発における新たな挑戦を象徴しています。VRやXR技術を駆使したゲームコンテンツの開発により、世界中のユーザーに感動を提供できるよう、ジーゼグループは一丸となって取り組んでいくことでしょう。今後の展開に期待が高まります。