ASRockから新たなATXマザーボードがリリース
ASRockが発表した最新のATXマザーボード、
『X870 Taichi Creator』と
『X870 Pro-A WiFi』が、2025年10月3日に発売予定であることが明らかになりました。両モデルともにAMDのX870チップセットを搭載し、ユーザーのニーズに応じた特性を持っています。
『X870 Taichi Creator』の特長
『X870 Taichi Creator』は、クリエイター向けに設計されたハイエンドモデルです。このマザーボードは、2枚のVGAを同時に接続可能なスロットを備えており、グラフィック性能を最大限に活用することが可能です。また、安定した電源供給を実現するために、21フェーズ・80A SPS設計を採用しているのが特長です。
ストレージに関しても優れた仕様があり、超高速SSDを接続できるPCIe Gen5x4 M.2スロットが2基用意されています。これにより、大容量メディアの保存が快適になります。加えて、理論値で最大40Gbpsの転送帯域幅を誇るUSB4ポートが2つ搭載されており、周辺機器との接続が飛躍的に向上しました。
さらに、
10GbEと
5GbEのLANポートがそれぞれ1つずつあり、高速なネットワーク環境を実現。最新の
Wi-Fi7とBluetoothも搭載されているため、さらに便利な接続機能を享受できます。
『X870 Pro-A WiFi』の特長
次にご紹介する
『X870 Pro-A WiFi』は、コストパフォーマンスに優れたモデルでありながら、X870チップセットを搭載した機能的な選択肢です。このモデルも高耐久コンポーネントを使用しているため、安定したパフォーマンスが期待できる仕上がりです。
ストレージオプションは同様に、PCIe Gen5x4 M.2スロットが搭載されており、こちらも高速SSDの接続が可能です。また、USB4ポートが2つあるため、周辺機器との通信もスムーズです。
このモデルは
2.5GbEに対応しており、必要な速度で通信が行えます。加えて、
Wi-Fi7とBluetoothモジュールを搭載しており、今後のネットワーク環境にも対応しています。
まとめ
両モデルは、それぞれ異なるニーズに応じた魅力的な選択肢を提供しており、高性能を求めるクリエイターや、コスト効果を重視するユーザーにとって、非常に興味深い製品と言えるでしょう。価格は
『X870 Taichi Creator』が約64,800円、
『X870 Pro-A WiFi』が約29,610円(共に税込)を予定しています。今後の発売が楽しみです。