Lighthouse Studioが実施したゲーム内課金に関する調査結果発表

Lighthouse Studioが実施したゲーム内課金に関する調査結果

株式会社Lighthouse Studioは、ゲームユーザーを対象にゲーム内課金に関する調査を行いました。この調査は2025年6月18日から23日までの間に実施され、10代から60代までの300名の回答者が参加しました。調査の結果、直近3か月以内にゲーム課金を経験したユーザーは全体の23.1%に達しており、約4人に1人が実際に課金していることがわかりました。

課金ユーザーの実態

調査では、課金ユーザーの月間平均課金額が最も多いのは1,001〜3,000円の範囲で、全体の17.3%を占め、また、500円以下の課金を行っているユーザーも34.7%と多いことが確認されています。高額課金の割合は比較的少なく、100,000円以上の課金を行うユーザーはわずか3.1%でした。

さらに、初めて課金を行ったのは「ゲームインストールから1ヶ月以上経ってから」という回答が29%で最多でした。このことから、ユーザーはゲームに一定の慣れや愛着が生まれてから課金を行う傾向にあると考えられます。

課金の目的とその動機

課金の目的は、56.7%が「ガチャ目的」と答えており、他の目的と比べて圧倒的な支持を集めています。課金したくなる瞬間としては、限定キャラの登場時が43%と最も多く、特に「限定」に関する演出が課金意欲を高める要因となっています。また、「今だけ割引」や「最初の1回限定」といった特別なオファーも32%の支持を得ています。

しかし、課金後に後悔することも少なくはありません。調査によると、42.3%が「当たりが出なかった」との回答があり、特に後悔はしていないとする回答も27.3%存在しました。好きなキャラを強化したいという理由が42%を占めており、ゲームの楽しみを損なわないために課金を続けるユーザーが多いことがわかります。

課金をやめたくなる理由

課金をやめたくなる理由については、約30%が「マンネリ化した」と答えており、飽きや新しい要素の不足がユーザーの課金意欲を削ぐ要因であることが浮き彫りとなっています。一方で、やめたくなったことがないというユーザーも25.7%を占めました。

課金スタイルと情報収集

課金スタイルに関しては、計画的な微課金を選ぶユーザーが44.4%と最も多く、バランスの良い課金戦略を採用している傾向が見受けられます。また、課金情報を収集するための手段としては、ゲーム内のお知らせが55.7%で支持を集めており、公式XやYouTubeといった他メディアも活用されています。

このように、Lighthouse Studioの調査により、ゲームユーザーの課金傾向やその動機、スタイルが明確になりました。これからのゲーム開発やサービス提供において、これらの情報は大変重要な指針となるでしょう。