香川県の新たな魅力を発見!『グローブストーリー』の商標登録
スマートフォン向けRPG『グローブストーリー』が、一般社団法人ウェブ解析士協会(WACA)と香川県東かがわ市の共同開発プロジェクトとして商標登録されました。このゲームは、市制20周年を記念して開発されたもので、地域の特産品や名所が盛り込まれています。開発の活動は、地元の文化や観光スポットを楽しむことができる新たな試みとして、多くの注目を集めています。
商標登録の詳細
『グローブストーリー』は、日本での商標登録番号第6879010号を取得しました。出願日は2024年5月30日、登録日は同年12月20日で、商標権者はWACAです。この登録によって、ゲームの名称やロゴが法的に保護され、模倣品や類似品に対する対策が強化されました。これにより、安全にゲームをプレイできる環境が整備され、プレイヤーたちに安心して楽しんでもらえることが期待されます。
『グローブストーリー』の魅力
『グローブストーリー』は、プレイヤーが「てぶくろ王国」の冒険者として、東かがわ市にそっくりな地形を探索するゲームです。この作品では、地元の名所である「白鳥神社」や「かめびし屋」、さらにはご当地キャラクターの「てぶくろくん」や「てぶくろマン」が登場します。また、和三盆や引田ぶりなど、地域の特産品も多数取り入れられており、プレイヤーはゲームを通じて東かがわ市の魅力を楽しむことができます。
開発の背景と市長の関与
開発には、東かがわ市の上村一郎市長も関与しており、デバッグ作業やシナリオの改善に尽力しました。このゲームは、2022年2月から約2年にわたって開発され、正式公開は2024年2月22日の予定です。地域の魅力を発信することを目的に、WACAは観光振興へ寄与することを目指しています。
公開後の実績
公開後の実績として、アプリのダウンロード数は2025年2月1日現在で3743件に達し、テレビやラジオ、新聞、ウェブメディアなどでの媒体出演は20回を数えています。また、YouTube上での配信活動も活発で、8人の配信者が28回にわたってゲームを紹介しました。このように、公開後も多くの人々に支えられ、話題を呼んでいます。
WACAとの連携
WACAは、2022年6月に東かがわ市及び商工会と中小企業等ICT支援に関する連携協定を締結し、地域のデジタル化を促進しています。この取り組みは、ゲーム開発にも繋がり、地域全体の活性化を目指しています。
代表理事のコメント
ウェブ解析士協会の代表理事である亀井耕二氏は、商標登録について喜びのコメントを寄せています。「地域の魅力を存分に発信することを使命とし、今後もさまざまなプロジェクトを通じて地域社会の活性化に努めていきたい」と関係者への感謝の意も表明しました。
こうして、『グローブストーリー』は単なるゲームであるだけではなく、地域を活性化し、観光を促進する役割も担っています。香川県東かがわ市の魅力を再発見するきっかけとなるこのゲームに、今後も目が離せません。