中村ピアノが新曲「ニポポのうた」をリリース
中村ピアノが、北海道・オホーツク海を背景にした新曲「ニポポのうた」を2025年5月28日に配信リリースします。この楽曲は、網走刑務所で制作される民芸品「ニポポ人形」にスポットを当てた切ないバラードです。物語の背景やその深い意味に触れながら、音楽の力を感じさせる作品となっています。
ニポポ人形の背景
「ニポポ人形」とは、北海道の受刑者によってつくられる民芸品です。この人形は、受刑者が涙を流した人の姿を彫ったものであり、深い悲しみや切なさが込められています。中村ピアノはそれに感動し、「ニポポのうた」の制作を決意しました。実際にゲーム『オホーツクに消ゆ』をプレイし、そのストーリーの影響を受けての制作ということで、ゲームと音楽が交差する不思議な作品に仕上がっています。
シナリオの権威、堀井雄二の関与
この楽曲のシナリオには、ドラゴンクエストで知られる堀井雄二が手がけています。ゲーム『オホーツクに消ゆ』は1980年代に多くのファンに愛されたアドベンチャーゲームで、ニポポ人形はその物語にも登場しています。このコラボレーションは、懐かしいゲームのファンにとって、特に魅力的なポイントとなっています。
2024年のリメイク版と関連性
「ニポポのうた」のリリースに合わせて、2024年には『オホーツクに消ゆ ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~』というリメイク版が発売予定です。このリメイクにより、当時の感動を新たな形で楽しむことができるでしょう。これに伴い、中村ピアノの楽曲もその世界感を一層引き立たせる重要な要素となりそうです。
ミュージックビデオに要注目!
今回のリリースには、ミュージックビデオも制作されています。ビデオでは中村ピアノ本人がゲーム「オホーツクに消ゆ」のキャラクター、野村真紀子に扮して歌唱します。彼女の演技力と歌のパフォーマンスは、視聴者に強い感動を与えることでしょう。ミュージックビデオは同日にYouTubeチャンネルでも公開される予定です。
アーティスト中村ピアノのプロフィール
中村ピアノは、ピアノを弾きながら歌うシンガーとして知られ、ex.東京事変ベーシストの亀田誠治が率いる亀田大学サークル出身。これまでに「銃声と花びら」や「東京ディスコティック!!」などの楽曲をリリースしており、様々なメディアでもタイアップを行っています。また、2020年には猫ひろしとのコラボレーションで「猫ピアノ」というユニットを結成し、マラソン体操ソングも制作しました。
まとめ
中村ピアノの新曲「ニポポのうた」は、ゲームと音楽が融合した深いストーリーを持つ作品です。ぜひ、配信リリース日を楽しみにしていてください。詳細は公式SNSや配信サービスを通じて確認できます。これからの展開も見逃せないアーティスト、彼女の活躍に注目しましょう。