サルガクチョウサ交流会の模様
2026年8月26日、水曜日に株式会社HIKEが主催する「サルガクチョウサ交流会」が東京都新宿区で開催されました。本交流会は無料の対面セミナーとして実施され、参加希望者が定員を上回る応募をし、満席となった様子からも、モバイルゲーム市場に対する関心の高さが伺えます。長官の小島尚也氏と匠の多田功一氏が登壇し、最新の調査結果「サルガクチョウサ vol.12 〜モバイルゲーム市場における課金にまつわるユーザー調査〜」について解説しました。今回の記事では、そのセミナーで発表された内容について詳しくご紹介します。
サルガクチョウサ vol.12の調査概要
本調査の目的は、モバイルゲーム市場における課金の実態を探ることです。調査対象は、過去にモバイルゲームで課金経験のある10代から60代の男女1,000人で、調査はインターネットを通じて実施されました。調査期間は2026年2月9日から2月12日までで、楽天インサイトに委託されました。
回答者属性と分析
調査に参加したユーザーは、現在プレイしているタイトル数に関して、特にミドル層やライト層が同時にプレイしているタイトル数が変わらない傾向にあります。過去数年間に渡って、どうすればプレイヤーに選ばれるタイトルになるかが重要な課題です。最近の調査では、ミドル層の同時プレイタイトル数が「1タイトル」の回答が増加しており、より特定のタイトルにプレイが集中していることが示唆されています。一方、コア層では同時プレイタイトル数が若干増加していますが、全体のプレイ時間の変化は見受けられません。
課金の目的
昨年の調査におけるコア層での課金目的は「IPコラボ」に特化していましたが、今年はライト層からの需要が顕著になっています。現在の市場は、IPコラボの実施数が減少しているものの、それぞれのコラボイベントはより深く練られているため、幅広いユーザーに「欲しい」と思わせるような施策が求められています。また、課金目的に関しては複数の選択肢が挙げられ、ゲーム内における課金要素が多様化した結果、ユーザーが価値を見いだせるタイトルが増えているという良好な傾向も見られます。
好きなIPの現状
最近の調査によると、2024年秋にリリースされた『Pokémon Trading Card Game Pocket』が2025年も高い人気を維持しており、加えて新作『Pokémon LEGENDSZ-A』の発売が追い討ちをかけ、ポケモン全体の話題性が拡大しました。「Fateシリーズ」も、どのようにストーリーを展開していくかに関心が集まり、ランクが上昇しています。また、機動戦士ガンダムも新作のヒットが後押しとなり、視聴者の注目度が高まりました。しかし、上位のランキングには長期にわたって支持されるシリーズIPが多く、新規IPが注目を集めることが難しい現実も浮き彫りになりました。
課金を行ったタイトルの動向
調査結果によると、課金を最も行ったタイトルは『ウマ娘 プリティーダービー』で、その周年企画や海外リリースがユーザーの関心を引く要因となりました。定番タイトルの『Pokémon GO』や『モンスターストライク』も安定した支持を集めていますが、競争率が激しいです。また、新たに注目された『原神』のユーザー数の増加は、大型アップデートや人気キャラの復刻が影響していると言えます。
調査の全容については、追加分析や総評が含まれたレポートが配布されています。詳細を知りたい方は、リリースで紹介されている申し込みフォームからご覧ください。
まとめ
「サルガクチョウサ交流会」は、モバイルゲーム市場におけるユーザーの課金状況や人気IPを探る非常に貴重な機会となりました。特に、長期にわたってプレイヤーに支持されるタイトルがどのように市場に影響を与えているのか、その裏側を知ることができた点が大きな収穫です。今後も変動する市場に対応して、ユーザーに受け入れられるタイトル作りに期待が高まります。