GENDA、北米事業を統括するGENDA Americasを設立し強化へ

GENDAが北米事業の新たな組織体制を確立

株式会社GENDAは、北米における経営強化を目的として、Kiddleton, Inc.を社名変更し、GENDA Americas, Inc.を設立した。この新組織は、北米のグループ企業14社を3社に統合することで、一層の効率化とスピードアップを狙う。2026年までにこの統合作業を完了する予定である。

新たな経営陣の構成

新組織の体制には、伊与田篤がPresident & CEOに就任し、北米事業をけん引していく。そして、吉開祐貴がExecutive Vice President & CSOとして、さらなる成長戦略を推進する。その他にも、John KolliniatisやRandy Chiltonも重要なポジションに就任予定で、各自が持つ豊富な経験をもとに、北米市場での競争力を高める役割が期待されている。

M&Aによる急速な成長

GENDAは、2024年以降、M&Aを積極的に推進し、ビジネスの拠点数を大幅に増加させてきた。特に、米国市場で展開しているミニロケ事業は、日系スーパーマーケットとの連携によって、設置拠点数が600箇所に達し、2025年7月末までには13,000箇所に到達する見込みだ。このような急速なビジネス拡大は、GENDAのエンターテインメント性の向上と、より多くの人々に楽しんでもらうための重要な施策となっている。

新たな統括体制がもたらすもの

この新しい経営体制の構築により、各社の強みやノウハウを迅速に共有し、グループ全体で北米事業の競争力を向上させることが狙われている。GENDAは、「世界中の人々の人生をより楽しく」というビジョンを掲げ、この理念の実現に向けたエンタメ経済圏の拡大に取り組んでいく方針だ。

GENDAの背景とやる気

GENDAは、エンターテイメント業界でのリーダーシップを確立し、アミューズメント、カラオケ、ツーリズム、マーチャンダイジングなど多岐にわたる事業を国内外で展開している。国内には約1,000店舗を持ち、ミニロケ部門も14,000箇所で運営している。グローバルな視点から、エンターテイメントの総量を増やするという使命を持ったGENDAは、今後のさらなる成長と進化に注目が集まる。