KaiaとOKJが連携、LINEを活用したWeb3の普及を加速

KaiaとOKJがパートナーシップを締結

最近、レイヤー1ブロックチェーンプラットフォーム「Kaia」を運営するKaiaDLT財団とオーケーコイン・ジャパン（OKJ）が提携し、日本におけるWeb3の発展を目指すことが発表されました。本パートナーシップの目的は、LINEメッセンジャーにおけるMini Dappを通じて利用促進を図ることであり、両社は協力し合ってマスアダプションを実現しようとしています。

KaiaとOKJの提携の背景

Kaiaは、グローバルなブロックチェーンサービスを提供することを目指し、アジア地域でのユーザー基盤を拡大しています。今回の提携は、特に日本におけるWeb3の普及を強化し、LINEという非常にアクセスしやすいプラットフォームを通じて実現しようという狙いがあります。

この提携によって、KAIAはLINEのMini Dapp内でアイテム購入時やリワードとして受け取る際に利用可能となり、気軽にブロックチェーン技術を体験できる環境が整います。

Mini Dappの概要

KaiaとLINE NEXTが共同で開発したMini Dappは、ユーザーが専用アプリをダウンロードせずにWeb3を体験できる機能を備えています。2025年1月22日にリリースされたこのDAppポータルは、既に初日で30万のチャンネル登録者を突破しています。これにより、ユーザーは『キャプテン翼 -RIVALS- on LINE』や『BombieとCattea』といったゲームをプレイしながらKAIAを獲得することができます。今後も多様なイベントが企画されています。

より使いやすいWeb3体験

Dapp Portalは、ゲーム、ソーシャルメディア、コンテンツなど多様なカテゴリを網羅しており、個々のMini DappにもLINE公式アカウントから簡単にアクセスできます。このシステムにより、特別な技術的知識がないユーザーでも簡単にWeb3の世界に足を踏み入れられるのが大きな特徴です。

対応する地域はグローバルで、言語サポートも充実しており、日本語を含む多言語対応になっています。これは、国際的なユーザーを想定した設計となっており、さらに利便性が高まることが期待されます。

Kaiaの特長

Kaiaブロックチェーンは、2024年にカカオとLINEという二大IT企業が共同で開発したもので、すでに2億5千万人以上の潜在的なユーザーを抱えるエコシステムを持っています。この強固な基盤をもとに、KaiaはユーザーがWeb3環境で自由な開発や活動ができる場を提供し、皆が平等に参加できるエコシステムを形成しています。