上月財団が発表！2025年スポーツ選手支援の対象eスポーツ選手が決定

上月財団が選定した2025年度eスポーツ選手支援事業

一般社団法人日本eスポーツ連合、通称JeSUは、2025年度スポーツ選手支援事業の対象となるeスポーツ選手が決定したことを発表しました。この支援は、豊かな才能を持つ選手がその実力を存分に発揮できるよう、環境を整える目的で行われています。

支援対象選手の詳細

今年度支援対象に選ばれた9名の選手は、様々な競技タイトルでその名を馳せている選手たちです。選手たちは、全国大会や国際大会での実績を積み重ね、今後の成長が期待される人材です。

例えば、井上大馳選手は「ぷよぷよeスポーツ」において全国都道府県対抗eスポーツ選手権へ出場し、さらにぷよぷよランキングプロ選抜大会でベスト4に進出する実力を示しました。また、貴田英貢也選手はeFootball™で準優勝、その後も国際的な大会での優勝を果たしています。これらの選手たちは、支援を受けることで更なる成長が期待されます。

スポーツ選手支援事業の目的

上月財団の「スポーツ選手支援事業」は、日本のスポーツ界を引っ張る存在を育成するために設けられました。競技能力の向上を目指し、選手たちが集中して活動できる環境を整えることが主な目的です。この支援事業では、選手に対して1年間の助成金が交付され、彼らのパフォーマンス向上に寄与します。

eスポーツがこの支援対象となったのは2021年からで、今回の発表でも新たに9名が選ばれました。これはeスポーツの地位向上に向けた一歩であり、今後の発展が大いに期待されるところです。

JeSUの役割と今後の展望

JeSUは2018年の設立以来、上月財団との連携のもと、日本におけるeスポーツの振興に寄与しています。先述の支援事業に加え、さまざまな施策を講じており、選手のプロライセンス発行や国際大会への参加支援などを行っています。

今後もJeSUは、日本のeスポーツ界をより豊かにし、全国民の競技力向上やスポーツ精神の普及を目指して活動していく所存です。これにより、eスポーツ選手がより多くのチャンスを得ることができ、競技へ真摯に取り組む環境が整備されることが期待されています。