LINE NEXT、Mini Dapp累計利用回数3500万回を達成！新時代のWeb3へ

LINE NEXT、Mini Dapp累計利用回数3500万回を達成！

LINE NEXT Inc.が展開するMini Dappが、なんとサービス開始からわずか1ヶ月で累計利用回数3500万回を超えたことを発表しました。これは非常に急速な成長を示しており、Web3の未来を感じさせる出来事です。Mini Dappは、専用アプリをインストールせずにLINEメッセンジャーを通じて利用できる、分散型アプリケーション（Dapp）プラットフォームです。

Mini Dappの魅力とその成長の背景

2025年1月に登場したこのMini Dappは、プレイヤーにさまざまなゲームやコンテンツを提供しています。特に日本、韓国、台湾、タイなどの国々で多くのユーザーが利用しており、その利便性の高さが急成長の理由となっています。また、Dappを利用するためには新規ウォレットを作成する必要がなく、LINEメッセンジャーの中で完結できる点がユーザーにとって大いに魅力的です。実際、累計で300万件以上のウォレットが発行され、1人あたりの平均購入額は約39ドルに達しています。

このようなグローバルな利用の広がりに伴い、決済ユーザーの増加率はなんと585%と驚異的な数字を記録しています。Mini Dapp内での決済方法としては、クレジットカードなどの法定通貨が全体の32%を占めており、暗号資産に不慣れなユーザーでも安心して利用できる環境が整っています。

ユーザーに愛されるMini Dappたち

現在、LINE NEXTは42種類のMini Dappを提供しており、その中でも特に人気を集めているDappの累計利用者数は170万人を超え、売上の最も大きいDappは約1億2,000万円の収益を上げています。特にカジュアルゲームに特化したコンテンツは、Web3テクノロジーに触れる機会を多くのユーザーに提供しており、非常に好評です。

コメントと展望

LINE NEXTの代表であるコ・ヨンス氏は、「Mini DappがLINEメッセンジャーの主要ユーザー国に受け入れられていることは嬉しい出来事です」と語り、今後も多様なMini Dappの展開を続けていく意向を示しました。また、KAIA DLT財団のソ・サンミン議長も「Mini Dappの成長はブロックチェーンエコシステムの拡張性と収益性を示す先例になる」と述べ、アジア地域において最高のWeb3サービスを提供するために世界中の開発者と連携していくと強調しました。

利便性向上に向けての取り組み

Mini Dappのさらなる利便性向上に向けて、2025年2月にはDapp PortalのWeb版を提供開始します。加えて、「KAIA Waveプログラム」や「LINE NEXTソフトウェア開発キット（SDK）」を活用し、様々な企業との連携を強化することで新たなMini Dappのリリースも計画しています。ユーザーのニーズに応えるための努力を怠ることはありません。