新作ノベルゲーム『偽りのアリス-Retold Tale-』がクラウドファンディング開始

新作ゲーム『偽りのアリス-Retold Tale-』がクラウドファンディングを開始

株式会社ビジュアルアーツが、2019年に登場した人気モバイルゲーム『偽りのアリス』をノベルゲームとして再構築する新作『偽りのアリス-Retold Tale-』の開発を発表し、クラウドファンディングを2025年10月3日から始めると発表しました。このプロジェクトは、皆さんの支えを受けながら続けてきた本作の進化を目指すもので、視覚と物語の深みを増したゲーム体験を提供します。

プロジェクトの背景とビジョン

『偽りのアリス』は、発表以降、多くのプレイヤーに感謝されながら運営を続けてきました。しかし、2023年8月には新規コンテンツの更新が停止され、サービスはサーバー代を維持するための施策に移行しました。「モバイルゲームからノベルゲームへの進化」というアイデアは、ユーザーの期待を超え、より永続的な物語体験を提供することを目指しています。これにより、サーバーという運営の制約を超えた本作を形にしようという情熱が込められています。

この新たな試みにおいて、ビジュアルアーツの代表である天雲玄樹氏は「皆様の熱意に応え、ゲームを永遠に残せる作品にしたい」と語っています。プレイヤー一人ひとりの支えを大切にする姿勢が、新たな形の『偽りのアリス』の開発に繋がっています。

クラウドファンディングの詳しい内容

今回のクラウドファンディングは、2025年12月3日まで実施されます。目標金額は500万円で、実施サイトはCAMPFIREです。支援者には、限定グッズやサイン入りアイテム、クレジットへの名前掲載権、さらにはオフラインミーティングへの参加権など、多彩なリターンが用意されています。個々のリターンに関する詳細はプロジェクトページで確認可能です。

今後の展望

クラウドファンディングによって集まった資金は、ゲームのクオリティ向上に充てられる予定です。リリースは2026年秋を目指しており、その際には新情報を随時発表していくとのことです。ゲームのファンや支援者にとって、期待が高まるリリースが待ち遠しい限りです。

偽りのアリスとは？

『偽りのアリス』は、様々な童話のキャラクターが一つの世界に集結し、互いに「本物」を目指して争う姿を描いたダークファンタジーのノベルRPGです。キャラクターたちの過去や闇、物語の裏側を深く掘り下げたその内容は、多くのプレイヤーに新しい物語体験を提供し続けています。

これまでのトピックスとして、2020年にはセキュリティ事故対応アワードの優秀賞を受賞、2022年にはすべてのシナリオが完結し、2023年にはユニークなサーバー代カウンターの導入が話題になりました。これらの成功が、今後の『偽りのアリス-Retold Tale-』にどのように影響を与えるか、目が離せません。